SBI FXトレードの注文方法(取引方法)の使い方はどのようにすればいいの?
ところでSBI FXトレードの注文方法(取引方法)の前にFXトレードのしくみがよくわからない。
あなたは今、このようにお考えですよね。
FXトレードのしくみをよく理解していなければ、SBI FXトレードの注文方法(取引方法)を効果的に行うことはできません。
ここではSBI FXトレードの注文方法(取引方法)における基本的な知識や、注文方法の使い方について解説していきましょう。
SBI FXトレードの注文方法(取引方法)を分かりやすく解説
SBI FXトレードの注文方法(取引方法)の基本
SBI FXトレードの注文方法(取引方法)では、基本として証拠金取引とはどのようなものを理解しておかなければいけません。
証拠金取引すなわちFXトレードとは、新規注文と決済注文の両方が必要になる取引方法です。 また新規注文と決済注文のどちらかで買い注文を行ったら、もう一方では売り注文という反対売買をしなければいけません。
たとえば新規注文で100円の買い注文を行ったら、SBI FXトレードのレートがあがるのを待ち、決済注文では103円を超える金額で売り注文を行ったとしましょう。
買いと売りの差額から3円の利益が発生しますが、これを差金決済と言います。 逆に新規注文で100円の買い注文を行い、決済注文を98円で行った場合、2円の損失になるというわけです。
なおFXトレードでは、買ってから売るだけでなく、先に103円で売ってから100円になった時点で安く買い戻して3円の利益を得るという注文方法もでき、これを空売りと言います。
FXトレードでは、現物取引のように買ったり売ったりした通貨を実際に手にするのではなく、あくまでも売買の差額を狙う取引手法です。
証拠金を担保にトレードするため、FXトレードではレバレッジをかけて実際の資金に何倍もの金額で取引できるというしくみです。
SBI FXトレードの注文方法(取引方法)の使い方
ここまでの基本における解説をもとに、SBI FXトレードの注文方法(取引方法)についてみていきますが、8つの使い方ができると考えておきましょう。
- 2WAY注文
- 成行注文
- 指値注文
- 逆指値注文
- OCO注文
- IFD注文
- IFDOCO注文
- トレール注文
では8つの注文方法の使い方や取引方法のやり方などについて解説していきます。
2WAY注文
2WAY注文は、プライスボードから売値と買値を確認し、レートを直接クリックして発注する注文方法です。
成行注文をベースにした取引方法ですので、指定したスリッページ幅の範囲内にて即座に売買成立をめざせます。
注文方法の使い方は、SBI FXトレードの「2WAY注文」画面を開いたら「通貨ペア」「新規・決済」「買・売」「数量」を設定して発注を行いましょう。
成行注文との違いとして、2WAY注文は最低限の操作で発注できるため、注文スピードを意識したいスキャルピングや両建て手法で重宝します。
成行注文
成行注文とは、SBI FXトレードの現在のレートで売買の成立をめざす注文方法です。
取引方法の使い方は、SBI FXトレードの「新規注文」画面を開いたら「通貨ペア」「新規・決済」「買・売」「数量」を決めて行います。
2WAY注文との違いは、成行注文では確認画面で最終チェックできるため、注文内容の誤りを防げることでしょう。
指値注文
指値注文とは、SBI FXトレードで予約した価格で売買の成立をめざす注文方法です。
すでにSBI FXトレードで売買したい価格が決まっているときにおすすめの取引方法と言えるでしょう。
注文方法の使い方は、SBI FXトレードの「新規注文」画面に「通貨ペア」「新規・決済」「買・売」「数量」「有効期限」そして「注文価格」を設定して予約注文を行います。
逆指値注文
逆指値注文とは、SBI FXトレードのレートよりも不利な価格を予約したうえで売買の成立をめざす注文方法です。 指値注文と同じく、SBI FXトレードで売買したい価格が決まっているときに活用される取引方法です。
一方違いは、有利な価格を予約する指値注文に対し、逆指値注文は不利な価格を予約することでしょう。
注文方法の使い方も、SBI FXトレードの「新規注文」画面に、「通貨ペア」「新規・決済」「買・売」「数量」「有効期限」を設定するまでは同じですが、「注文価格」については不利な価格で設定して予約注文を行います。
OCO注文
OCO注文は、SBI FXトレードにて、指値注文と逆指値注文の2つを同時に予約する注文方法で、一方の売買が成立すれば、もう片方は自動取消になります。
SBI FXトレードの相場の方向性がつかめないときに、新規注文でも決済注文のどちらでも活用できる取引方法で、決済注文で活用すれば利確と損切りを同時に予約できます。
新規注文にてOCО注文する使い方は、SBI FXトレードの「新規注文」画面にて「OCО」を選び、「通貨ペア」「新規・決済」「有効期限」を設定します。
つづいて「買・売」を選んだら、新規OCO1の「数量」「価格」、新規OCO2でも「数量」と「価格」を設定したら、予約注文を行います。
決済注文にてOCО注文する使い方は、SBI FXトレードの「決済注文」画面から、決済したいポジションを「建玉一覧」から選び、「OCO」を選択したら「注文数量」を設定します。
あとは利確と損切りする内容を、OCO1の「指値/逆指値」と決済「価格」、OCO2でも「指値/逆指値」と決済「価格」を設定したら、予約注文を行いましょう。
IFD注文
IFD注文は、新規注文と決済注文を同時に予約しておける注文方法です。
新規注文が約定すれば、決済注文が自動的に発動する取引方法ですので、手動で決済注文を予約する必要はありません。
IFD注文する使い方は、SBI FXトレードの「新規注文」画面にて「IFD」を選び「買・売」を設定します。
新規IFD1の「数量」と「価格」「有効期限」を設定したら決定し、決済IFDも「数量」と「価格」「有効期限」を設定します。
IFDOCO注文
IFDOCO注文は、IFD注文とOCO注文を組み合わせた注文方法で、新規注文が約定すれば決済注文がOCO注文で発動する取引方法です。
使い方は、SBI FXトレードの「新規注文」画面にて「IFDOCO」を選び「買・売」を設定、新規IFD1の「数量」と「価格」「有効期限」を設定したら決定します。
決済IFDOCO2と決済IFDOCO3にもそれぞれ「数量」と「価格」「有効期限」を設定します。
新規注文の新規IFD1が約定すれば、決済IFDOCO2と決済IFDOCO3にて利確と損切りの注文が発動する便利な注文方法と言えるでしょう。
トレール注文
トレール注文は、予約した決済時の逆指値注文レートを自動的に追従していく注文方法です。
損失リスクをコントロールしながら、効率よく利益を狙えるSBI FXトレードの取引方法と言えるでしょう。
SBI FXトレードの注文方法(取引方法)を分かりやすく解説まとめ
SBI FXトレードの注文方法(取引方法)について解説しました。
FXトレードの基本を理解してこそSBI FXトレードの注文方法(取引方法)を効果的に行えます。
こちらでは基本的なFXトレードの知識からSBI FXトレードの注文方法(取引方法)の使い方まで解説しましたのでぜひ参考になさってください。