IG証券のチャートの見方と使い方はどのようにしたらいいの?
あなたは今、このようにお考えですよね。
IG証券はイギリスを本拠地とした、国内FX業者です。
オリジナルの取引ツールを採用しているIG証券では独自のチャートの使い方を行わなければいけません。
またFXの初心者でチャートの使い方がよくわからない方もいますので、IG証券のチャートの見方と使い方について解説していきましょう。
IG証券のチャートの見方と使い方を分かりやすく解説
IG証券のチャートの見方と使い方の基本
IG証券のチャートの見方を始める前に、基本的な使い方として「チャート」の画面を表示します。
取引ツールを起動すると、ひとつの画面にメニュー・取引板・チャート・保有状況・注文板・経済指標が表示されます。
チャートは画面の1/6だけしか表示されず見づらいため、チャートを別ウインドウで表示しまししょう。
使い方は、「取引板」から表示したいチャートの銘柄を右クリックし、「この銘柄を別ウィンドウで開く」の項目が表示されたら選びます。
これで別画面としてチャートと注文パネルを大きく表示できるため、チャートの見方が向上します。
IG証券のチャートの見方を始めるための基本的な使い方として覚えておきましょう。
IG証券のチャートの見方と使い方 ローソク足
IG証券のチャートには、ローソク足の他にもバーチャートやラインチャートがあり、自由に選んで使うことができます。
中でもっとも利用されているのがローソク足ですので、その見方と使い方をみていきましょう。
デフォルトでIG証券のローソク足は、赤色が陽線で値上がり、青色が陰線で値下がりを示しています。
色をカスタマイズする使い方は、チャート上で右クリックして「表示をカスタマイズ」を選んでください。
なおローソク本体は、始値と終値を示しています。 上下に伸びるヒゲは、最高値と最安値をさしています。
ようするに最終的に値上がりで終わったか、それとも値下がりしたのかという見方をローソク足で行うことができます。
IG証券のチャートの見方と使い方 時間足
IG証券のチャートの見方と使い方として、時間足をみていきましょう。
時間足とは、ローソク足ひとつぶんの時間がどれくらいなのかを示しています。
時間足を秒足や分足に変更する使い方によって、チャートに短期相場が表示されます。
一方、中・長期相場を確認する場合の使い方は、時間足を日足、週足・月足などに変更します。
時間足を変更することにより、トレード手法にマッチしたチャートの見方ができるようになります。
なおIG証券の時間足の特徴として、ティックと秒足がある一方、8・12時間足がありません。
超短期トレードまで想定されていることは、チャートの見方におけるIG証券の特徴と言えるでしょう。
IG証券のチャートの見方と使い方 インジケーター
IG証券のチャートの見方と使い方としてインジケーター、すなわちテクニカル分析指標も利用できます。
IG証券で使えるインジケーターはトレンド系とオシレーター系などの合計で33種類です。
- 指数平滑移動平均(EMA)、移動平均線、移動平均収束拡散法(MACD)
- 一目均衡表、相対力指数(RSI)、標準偏差、平均方向性指数
- ボリンジャーバンド、ストキャスティクスオシレーター、フィボナッチ
- リトレースメントなど
トレンド系の見方は、指標ラインが上向きであればIG証券の相場が上昇トレンド、下向きであれば下落トレンドになります。
一方オシレーター系の見方としては、IG証券の相場が買われすぎか売られすぎなのかを示します。
このようにインジケーターを挿入するまでできなかった、チャートの見方ができるようになります。
チャートの見方だけでなく、インジケーターが示すサインをもとにチャートで分析する使い方もできるでしょう。
インジケーターでチャート分析する使い方の例
たとえばインジケーターのうちトレンド系に当たる移動平均線を挿入して、IG証券でチャート分析する使い方ができます。
チャート分析の使い方は、チャートパターンを覚えることからはじまりますので、そのひとつをみていきましょう。
たとえばIG証券のチャートが上昇相場であり、さらに移動平均線も上向きのタイミングだったとします。
移動平均線がローソク足を上抜けすれば、買いのエントリーポイントになります。
同時に移動平均線の角度が急であるほど強いトレンドを示しているため、勝率は高くなると判断できます。
もちろんローソク足を移動平均線が下抜けするパターンや、逆にローソク足が下落相場を示しているときに移動平均線が上抜けするパターンなどもあります。
これをグランビルの法則と呼んでおり、チャート分析で幅広く活用されています。
もうひとつ、移動平均線を3本表示してチャート分析する使い方もできます。
短期、中期、長期の移動平均線を表示します。 ローソク足が上昇相場を示しているときに、短期の移動平均線が中・長期のラインを上抜けするタイミングは買いのエントリーポイントになります。
これをゴールデンクロスといい、逆に下抜けするとデットクロスと言い売りのエントリーポイントになります。
グランビルの法則とは異なり、移動平均線だけでチャート分析する方法は長期相場に向いているため、ニーズによって使い分けましょう。
IG証券でチャート分析するためには、テクニカル分析の知識が必要になるため、参考書などで勉強しておきましょう。
IG証券のチャートの見方と使い方 トレンドライン
IG証券のチャートの見方と使い方としてトレンドラインをみていきます。
トレンドラインは、IG証券の描画ツールのひとつで、ラインを引いてトレンドの発生や方向を確認する使い方ができます。
主な使い方としては、上昇相場の場合はローソク足の安値同士、下落相場では高値同士をラインで結んで、トレンドの方向を確認できます。
トレンドラインを安値・高値と同時に引いて支持線と抵抗線(サポートライン、レジスタンスライン)からチャート分析できます。
チャートの見方としてはトレンドの強弱や転換なども判断できるようになるでしょう。
IG証券のチャートの見方と使い方を分かりやすく解説まとめ
IG証券のチャートの見方と使い方について解説しました。
チャートの見方も使い方も、IG証券だからと言って特別難しいことはなく、基本的には他社と同じです。
ただし時間足やインジケーターの種類には違いがあるため、それらを活用したチャートの見方や使い方はきちんと理解しておかなければいけません。
ここでは最低限のIG証券で覚えておきたいチャートの見方と使い方について操作面を中心解説しましたが、覚えなければいけないことはまだまだあります。
チャート分析の参考書で勉強をしてから、IG証券のチャートを活用しましょう。