GMOクリック証券(FXネオ)は大手インターネット関連企業であるGMOグループが手掛けるFX取引所。
そんなGMOクリック証券(FXネオ)で初めてのFXをするという人も多いのではないでしょうか。
しかし、FX初心者の人がまず戸惑うポイントがチャートの見方と使い方です。
とくにローソク足は初めて見るという人も多いでしょう。
インジケーターなどはさらに馴染みがないはずです。
そこで今回はGMOクリック証券(FXネオ)のチャートの見方と使い方について分かりやすく解説していきます。
GMOクリック証券(FXネオ)のチャートの見方・使い方を分かりやすく解説
GMOクリック証券(FXネオ)のチャートの見方・使い方【表示方法】
GMOクリック証券(FXネオ)のチャートは取引プラットフォームの「プラチナチャート」から表示できます。
ただし、GMOクリック証券(FXネオ)のチャートはAdobe Flash Plyeの機能を使っています。
ブラウザの機能でプラグインの実行を許可しない設定にしていると起動できないので注意しましょう。
プラグインの設定は使用するブラウザによって異なりますが、たとえばGoogle Chromeであればエラー画面に表示される歯車のアイコンから直接設定を変更可能です。
以上の前提条件をクリアすると正常にチャートを使えるようになります。
なお、GMOクリック証券(FXネオ)は2020年内にAdobe Flashを利用しないあらたなチャートをリリースする予定です。
そちらの場合、チャートの見方自体はそれほど変わらないと思われますが、具体的な使い方に関してはここでの解説と違ってくる可能性があります。
その点はご承知おきください。
GMOクリック証券(FXネオ)のチャートの見方・使い方の全体像
GMOクリック証券(FXネオ)のプレミアムチャートの全体像は以下のとおりです。
チャート自身はBの領域におさまっていますが、実際は全体的に使っていくことになります。
それぞれの領域は以下のような見方・使い方をしていきます。
・(A)気配値・・・通貨ペアの売値と買値を一覧でリアルタイムに確認する
・(B)チャート・・・特定の通貨ペアの値動きの推移を確認する
・(C)ニュース・・・経済ニュースヘッドラインを確認する
・(D)指標、経済イベント・・・重要な経済指標の発表予定時間と値を確認する
指標・経済イベント時などはマーケットが大きく動きがちです。
チャートとあわせて意識しておくと良いでしょう。
なお、GMOクリック証券(FXネオ)のチャートは全画面表示にしなければ利用できない機能も多数あります。
そのため以降では基本的に全画面表示で解説していきます。
GMOクリック証券(FXネオ)のチャートの見方と使い方の基本
GMOクリック証券(FXネオ)のチャートの見方の基本はローソク足です。
チャートを拡大するとローソクのようなかたちをしたラインが集まってチャートを形成していることが分かります。
このラインをローソク足と呼び、一本あたりに以下のような情報がつまっています。
上記のような青いローソク足は陰線と呼ばれ、最終的に値下がりして終わったことを表します。
逆に値上がりの場合は赤い線。
始値と終値の位置関係も逆になります。
そして、一本のローソク足をどの程度の時間で区切るかの設定を「時間足」と呼びます。
GMOクリック証券(FXネオ)のチャートでは1分~年単位まで、かなり時間足の選択肢は多くなっています。
ちなみに、ローソク足の見方に関しては使うFX取引所にかかわらず共通です。
一度覚えてしまえば、仮にGMOクリック証券(FXネオ)以外の取引所を使う際にも使い方に戸惑うことはないでしょう。
ただし、陽線と陰線の色使いだけは注意が必要です。
大半の取引所はGMOクリック証券(FXネオ)と同じような色使いですが、まれに逆のパターンも見られます。
その際はチャートのカスタム設定で自分の慣れたカラーリングに変更しておくことをおすすめします。
GMOクリック証券(FXネオ)のチャートの見方・使い方【インジケーターの使用】
GMOクリック証券(FXネオ)のチャートでは様々なカスタムインジケーターを追加できます。
折れ線グラフのアイコンをクリックすると利用可能なインジケーターが一覧で表示されます。
あとはチャートに追加したいインジケーターを選択していけば良いだけです。
ただ、インジケーターはものによって見方も使い方も千差万別です。
そのためここでGMOクリック証券(FXネオ)で利用できるインジケーターのすべてについて解説することは現実的ではありません。
そこでここでは「トレンド系」と「オシレーター系」からひとつずつ抜粋してインジケーターの見方と使い方を紹介しておきます。
まずはトレンド系から「単純移動平均線」をチャートに追加してみましょう。
チャートに赤、黄、青の3本の線が追加されました。
これはそれぞれ直近5日間/25日間/75日間の終値の平均値を出してラインで結んだものです。
それぞれ短期、中期、長期の値動きの傾向を表します。
ラインが交差するポイントをマーケットの流れの転換期とみなす見方が一般的です。
なお、GMOクリック証券(FXネオ)のチャートでは上記の算定根拠となる日数は自由にカスタム可能です。
ご自分のトレードスタイルに応じて変更していきましょう。
次にオシレーター系からは「RSI」の見方と使い方を紹介します。
RSIを追加すると、チャート下方にさらに別のグラフが描画されます。
RSIも算定根拠となる日数によって3本の線に分かれています。
RSIが表すのは通貨ペアが「売られすぎか買われすぎか」。
一般的には数値が70を超えると買われすぎ、30以下は売られすぎという見方をします。
それらの水準に近づくタイミングで売買を仕掛けるといった使い方が一般的です。
若干の違いはあるもののGMOクリック証券(FXネオ)以外の取引所のチャートでもこれらは利用可能です。
特に上記のほか「ボリンジャーバンド」「一目均衡表」「MACD」「ストキャスティクス」などは代表的なインジケーターです。
どのインジケーターを使っていくべきか分からないという人は、とりあえずそれらの見方と使い方に慣れておくと良いでしょう。
GMOクリック証券(FXネオ)のチャートの見方・使い方を分かりやすく解説 まとめ
GMOクリック証券(FXネオ)のチャートの見方の基本はローソク足です。
ローソク足の見方と使い方さえ分かれば、あとは時間足を切り替えて様々な分析が可能です。
そのうえで慣れてきたらインジケーターも使ってみましょう。
インジケーターは種類によって使い方も見方も違うため、すべてを活用していくのは難しいかもしれません。
ただ、使いこなせれば非常に役立つツールであることは間違いありません。
また、GMOクリック証券(FXネオ)以外を使う際にも応用が効くところもポイントです。
初めから無理に使っていく必要はありませんが、徐々に使い方に慣れるようにしていきましょう。