GMOクリック証券(FXネオ)の逆指値ってなに?
逆指値注文や、決済逆指値を設定するためのやり方を知りたい。
GMOクリック証券(FXネオ)の損失を最小限に抑えたいけれど、損切りを行うためにはどのようにしたらいいの?
あなたは今、このようにお考えですよね。
GMOクリック証券(FXネオ)は国内最大手のGMOグループが運営する証券会社が提供を行うFXサービスです。
ここではGMOクリック証券(FXネオ)の逆指値について詳しく解説していきましょう。
GMOクリック証券(FXネオ)の逆指値を分かりやすく解説
GMOクリック証券(FXネオ)の逆指値とは?
GMOクリック証券(FXネオ)の逆指値とは、その名の通り指値とは逆方向にたてる価格をさしています。
まず指値注文は現在のレートを境にして、買い注文では安い価格を、売り注文では高い価格にしか注文できないしくみです。
一方、逆指値注文の買い注文では、現在のレートよりも高い価格、売り注文では安い価格でしか注文できないシステムです。
投資は「安く買う」という新規注文と、「高く売る」という決済注文による往復注文を行うことで、売買の差額から損益を発生させるという基本ルールがあります。
さらにFXは「安く買って高く売る」だけでなく「先に売っから安く買い戻す」こともできるため、指値注文ではこちらを基本ルールとして利益をめざすことになります。
一方逆指値注文は「高く買って安く売る」「売ってから高く買い戻す」という、指値とは逆方向の損をする方向にあえて注文価格をおくことになるでしょう。
損をする方向に注文価格をたてるからと言って、当然GMOクリック証券(FXネオ)で損失を発生させることが逆指値注文の目的ではありません。
あえて損失が出る方向に逆指値をたてることで、決済注文ができます。
逆指値の使い方は大きくわけると、新規注文の逆指値注文と、決済注文のための逆指値の予約になります。
主に逆指値が活用されているのは、損切りを目的として逆指値を予約する決済注文でしょう。
次項ではGMOクリック証券(FXネオ)にて逆指値を活用した注文方法のやり方について解説していきます。
GMOクリック証券(FXネオ) 逆指値のやり方
GMOクリック証券(FXネオ)での逆指値のやり方を、4つの注文方法でみていきましょう。 まずは注文画面を表示するやり方として、アプリのメニューの「トレード」または「マーケット」のどちらかを選び、「BID(売)」または「ASK(買)」をタップします。
逆指値のやり方 OCO(オーシーオー)注文
OCO(オーシーオー)注文は、指値注文と逆指値注文を同時に出して、一方が約定したらもう一方は自動的にキャンセルされる注文方法です。
なお新規注文でも決済注文でも、OCO(オーシーオー)注文を活用できます。
このようにOCО注文は、新規注文・決済注文にかかわらず、GMOクリック証券(FXネオ)のレートの方向性がはっきりしないときに活用できます。
OCО注文による新規注文のやり方
たとえば現在GMOクリック証券(FXネオ)でJPYUSDのレートが100円だった場合、95円に下がったら買いたいけれど、上がるリスクも考えて101円でも買い、ポジションを建てたいと考えているとします。
例をもとに新規注文でOCO注文するやり方は、まずGMOクリック証券(FXネオ)の注文画面を表示するために、アプリのメニューの「トレード」または「マーケット」のどちらかを選び「ASK(買)」をタップします。
つづいて注文タイプから「OCО」タブをタップし「取引数量」を設定、「指値レート」に95円、「逆指値レート」に101円を入力したら、有効期限も設定します。
最後に「確認画面へ」をタップし、注文確認画面をチェックしたら「注文確定」をタップして完了します。
OCО注文は、レートの有利・不利にかかわらず注文できます。
逆指値を活用すれば、GMOクリック証券(FXネオ)のレートが不利になった場合でも、少しでも有利になる価格でポジションを建てることができます。
OCО注文による決済注文のやり方
決済注文としてOCО注文を活用できるための条件は、すでにGMOクリック証券(FXネオ)でポジションを保有していることです。
ではGMOクリック証券(FXネオ)100円で買ったポジションを保有している場合、105円で売りたいけれど、下がるリスクも考えて99円で売ることも検討している場合、ОCО注文を行います。
決済注文でOCО注文するやり方は、「トレード」から「建玉一覧」タブをタップして、ポジション一覧から決済したい建玉をタップします。
注文タイプから「OCО」タブを選び、「取引数量」、利確として「指値レート」に105円、損切りは「逆指値レート」に99円を入力したら、有効期限を設定し、最後に「確認画面へ」から「注文確定」をタップして完了となります。
OCО注文を活用すれば、GMOクリック証券(FXネオ)のレートがあがれば指値による利確、下がれば逆指値による損切りと、相場の状況にあわせて決済注文ができます。
逆指値のやり方 IFD(イフダン)注文
IFD(イフダン)注文は、新規注文と決済注文を同時に発注して、新規注文が約定したあと、決済注文が自動的に発注される注文方法です。
新規注文で決済注文の内容を設定するため、手動で決済注文を行わなくてもよいGMOクリック証券(FXネオ)の注文方法と言えるでしょう。
たとえば現在GMOクリック証券(FXネオ)でJPYUSDのレートが100円だった場合に、99円になったら新規注文で買いポジションを保有し、105円にまで上がったら売りで決済注文をしたいと考えているとします。
IFD注文するやり方は、まずGMOクリック証券(FXネオ)の注文画面を表示するために、アプリのメニューの「トレード」または「マーケット」のどちらかを選び「ASK(買)」をタップします。
つづいて注文タイプから「IFD」タブをタップし、新規の項目に「取引数量」を設定、「指値/逆指値」から指値を選び、「注文レート」に99、「有効期限」を設定します。
決済の項目では、「指値/逆指値」から逆指値を選び、「注文レート」に105、「取引数量」「有効期限」を設定します。
最後に「確認画面へ」をタップし、注文確認画面をチェックしたら「注文確定」をタップして完了します。
逆指値のやり方 IFD-OCO(イフダンオーシーオー)注文
IFD-OCO(イフダンオーシーオー)注文は IFD注文とOCO注文のしくみを併用し、新規注文が約定した場合に発動する決済注文を、あらかじめOCO注文で設定することできる注文方法です。
新規注文でも決済注文でも、指値と逆指値注文ができるため、GMOクリック証券(FXネオ)で柔軟に利用できます。
IFD-OCO注文するやり方は、まずGMOクリック証券(FXネオ)の注文画面を表示しますので、アプリのメニューの「トレード」または「マーケット」のどちらかを選び「ASK(買)」をタップします。
注文タイプから「IFD」タブをタップし、新規の項目で「取引数量」を設定、「指値/逆指値」から指値を選び、「注文レート」と「有効期限」を設定します。
決済の項目でも「取引数量」を入力、利確を「指値レート」、損切りを「逆指値レート」に設定して、「有効期限」を設定します。
設定したら「確認画面へ」に進み、最後に「注文確定」をタップして完了します。
逆指値注文
GMOクリック証券(FXネオ)の逆指値注文は、損切りを目的としていない注文方法です。
逆指値注文は順張り手法などで活用される注文方法で、ポジションを保有することが目的です。
逆指値注文のやり方は、まずGMOクリック証券(FXネオ)の注文画面を表示するために、アプリのメニューの「トレード」または「マーケット」のどちらかを選び「BID(売)」または「ASK(買)」をタップします。
注文タイプから注文タイプから「通常」タブをタップし、「取引数量」を設定、「指値/逆指値」から逆指値を選び、「注文レート」と「有効期限」を設定したら、最後に「注文確定」をタップして完了です。
GMOクリック証券(FXネオ)の逆指値を分かりやすく解説まとめ
GMOクリック証券(FXネオ)の逆指値を解説しました。
主に損切り目的で活用される逆指値は、注文方法に応じてやり方は異なります。
新規注文でも活用できるため、トレード手法に応じて逆指値をご活用ください。