GMOクリック証券(FXネオ)は大手インターネット関連企業であるGMOグループが手掛けるFX取引所です。
そんなGMOクリック証券(FXネオ)の取引プラットフォームにはプラチナチャートと呼ばれる高機能なチャート表示機能があります。
ただ、GMOクリック証券(FXネオ)が初めてのFX経験という人の中にはプラチナチャートの使い方がよく分からないという人も少なくないでしょう。
しかし、チャートの使い方が分からないままにトレードをするのは無謀というものです。
そこで今回はGMOクリック証券(FXネオ)のプラチナチャートの使い方について分かりやすく解説していきます。
GMOクリック証券(FXネオ)のプラチナチャートの使い方を分かりやすく解説
GMOクリック証券(FXネオ)のプラチナチャートの使い方【表示方法】
GMOクリック証券(FXネオ)の取引プラットフォームにプラチナチャートはデフォルトでは表示されていません。
具体的な使い方の前に、まずは表示方法を解説していきます。
といっても難しいことはありません。
プラットフォーム上から「プラチナチャート」を選んで表示させるだけです。
ただ、GMOクリック証券(FXネオ)のプラチナチャートはAdobe Flashを使用します。
そのためブラウザの機能でFlashの利用を制限しているとプラチナチャートは利用できません。
ブラウザによって解除の仕方は異なりますが、Google Chromeの場合はエラーページから直接Flashの実行を許可できます。
設定を変更してから、あらためてプラチナチャートを表示させてみましょう。
GMOクリック証券(FXネオ)のプラチナチャートの使い方【基本の見方】
GMOクリック証券(FXネオ)のプラチナチャートの基本画面は以下のようになっています。
それぞれの使い方は以下のとおりです。
・A・・・通貨ペアの気配値を一覧で確認する
・B・・・チャートを表示する
・C・・・経済ニュースを確認する
・D・・・経済指標を確認する
ただ、一般的にGMOクリック証券(FXネオ)のプラチナチャートというと暗黙にBの領域を意味します。
ここではBを拡大表示したものをベースに使い方を解説していきます。
プラチナチャートを拡大すると何本ものバーが並んでラインを構成していることが分かります。
そして、このバーはローソク足と呼ばれ、一本あたりに実に様々な情報が詰め込まれています。
短期、中長期といったGMOクリック証券(FXネオ)の使い方にもよりますが、プラチナチャートではこのローソク足を見ることが基本になります。
たとえば、上下に伸びる線(ヒゲと呼びます)が長いほどその期間に価格が乱高下したことを意味します。
このローソク足の見方や使い方はGMOクリック証券(FXネオ)特有のものではありません。FX取引所で共通です。
ただし、色については他の取引所では異なる場合があります。
GMOクリック証券(FXネオ)のプラチナチャートでは青は値下がりで終わったことを意味し、陰線と呼ばれいます。
逆に赤は値上がりで終わる陽線です。
しかし、他の取引所では逆の色味になっていることもあるのです。
GMOクリック証券(FXネオ)以外の取引所を使う可能性のある人はこれらの色使いの使い方には注意しておきましょう。
GMOクリック証券(FXネオ)のプラチナチャートの使い方【時間足の変更】
GMOクリック証券(FXネオ)のプラチナチャートの基本はローソク足。
そのローソク足の一本あたりにどれだけの時間を含めるかが「時間足」です。
そしてGMOクリック証券(FXネオ)のプラチナチャートでは以下のような時間足の設定が可能です。
GMOクリック証券(FXネオ)のプラチナチャートでは時間足に1分~30分、果ては月や年まで実に多彩な設定が可能です。
どの時間足を使うべきかはトレードスタイルによって異なります。
たとえば、短期売買専用の使い方をするのであれば分足が適切ですし、中長期保有前提の使い方であれば日足や週足を使うことになるでしょう。
このあたりはご自分の目指すところに応じて見やすいものを選んでいきましょう。
GMOクリック証券(FXネオ)のプラチナチャートの使い方【インジケーターの活用方法】
GMOクリック証券(FXネオ)のプラチナチャートでは基本のチャートに加えてインジケーターも追加できます。
プラチナチャートで利用できるインジケーターの種類は非常に多いため、ここではすべての使い方の解説はしません。
代表的なものに絞ってその使い方の基本を紹介していきます。
まずは移動平均線です。
移動平均線は「直近N日間の価格の平均値」を結んだラインです。
GMOクリック証券(FXネオ)のプラチナチャートではデフォルトで5日、25日、75日の移動平均線が描画されます。
このラインの傾きや交差を見て売買のタイミングをはかるといった使い方がメインです。
ただ、この日数についてはある程度自由にカスタム可能です。
短期、中長期といったトレードスタイルによってカスタムしていきましょう。
次にRSIの使い方です。
RSIは「Relative Strength Index」の略称。 通貨ペアが売られすぎか買われすぎかを表すインジケーターです。
一般的には70以上が買われすぎ、30以下が売られすぎと判断します。
数あるプラチナチャートで利用可能なインジケーターの中では比較的使い方も易しい部類です。
ちなみに、GMOクリック証券(FXネオ)のプラチナチャートで利用できるインジケーターは以下のとおりです。
かなりの数があることが分かると思います。 ただ、いきなりすべてを使いこなす必要はありません。
GMOクリック証券(FXネオ)のユーザーでそのようなプラチナチャートの使い方をしている人はごく少数でしょう。
むしろ情報量の多さは意思決定を鈍らせます。
自分のトレードスタイルにあったものが駆使できればそれで十分です。
とはいえ、どのインジケーターを利用すればよいのか迷うという人も少なくないでしょう。
そういった人は移動平均線とRSIに加えて、MACD、一目均衡表、ボリンジャーバンド、ストキャスティクスあたりの使い方を調べてみてください。
これらのインジケーターはGMOクリック証券(FXネオ)のプラチナチャート以外でも利用可能な汎用的なものです。
一度使い方に慣れてしまえば他社でも応用が効くのでおすすめです。
GMOクリック証券(FXネオ)のプラチナチャートの使い方を分かりやすく解説 まとめ
GMOクリック証券(FXネオ)のプラチナチャートの使い方を全体的に解説してきました。
基本はローソク足の見方と時間足の変更方法さえ分かれば問題ありません。
そのうえでプラチナチャートの使い方に慣れてきたらインジケーターを追加してみましょう。
ただ、GMOクリック証券(FXネオ)のプラチナチャートで利用できるインジケーターは実に多彩です。
どれを使おうか迷う人は汎用的なインジケーターからまずは使ってみることをおすすめします。