SBI FXトレードは自動売買(EA)できるの？ プロのトレード手法で取引するためにSBI FXトレードで自動売買（EA）を使いたい。
時間がないから戦略からトレードまでを全自動で行いたい。
あなたは今、このようにお考えですよね。 ここではSBI FXトレードの利益を狙うために自動売買（EA）を検討されている方に向けて解説していきましょう。
SBI FXトレードの自動売買(EA)を分かりやすく解説
SBI FXトレードは自動売買(EA)できるの？
結論を言うと、SBI FXトレードは自動売買(EA)できません。
自動売買(EA)とは「Expert Adviser」と呼ばれるFXの自動売買(EA)プログラムをさしていて、取引プラットフォーム「MT4」や「MT5」上で動かせるものです。
海外のFX業者では、取引プラットフォームにMT4またはMT5を導入できるため、自動売買（EA）を利用できます。
一方、SBI FXトレードは、MT4やMT5ではない独自のシステムを採用しているため、自動売買（EA）プログラムの稼働自体ができないのです。
独自の取引システムを採用していたとしても、そこに自動売買（EA）の機能を搭載していればよいのですが、SBI FXトレードでは自動売買(EA)の開発も行っていません。
なお国内FX業者の大半は取引ツールに自動売買(EA)機能を搭載していないため、当然EAのトレードもできないです。
ようするにSBI FXトレードだけではなく、国内FX業者では自動売買(EA)できないと考えておきましょう。
SBI FXトレードの自動売買(EA)代わりにIFD-OCO注文を活用
SBI FXトレードの自動売買(EA)代わりとしておすすめしたいのはIFD-OCO注文です。
取引する時間がない、トレードルールにしたがって取引できずに悩んでいるという方は、IFD-OCO注文を活用してみてはいかがでしょうか。
手動で取引内容を設定するため、自動売買(EA)よりも手間はかかりますが、予約した内容のまま売買を行うことができます。
ある程度自分でたてた売買の戦略に沿ってトレードできることが、メリットでしょう。
またトレードする時間を確保できなくても、注文を自動化できるため、トレードの手間を大幅に減らせます。
SBI FXトレードのIFD-OCO注文は、以下の3つの価格を予約します。
- 新規注文：ロングまたはショートのエントリー価格
- 決済注文１：損切価格
- 決済注文２：利確価格
いずれも成行きや指値を予約できます。 エントリー価格や損切価格、利確価格を一度に行える予約注文ですので、チャートに張り付く必要はありません。
はじめにSBI FXトレードでIFD-OCO注文を入れておけば、決済までほったらかしで問題なく、相場の状況に合わせて損切りや利確ができます。
SBI FXトレードの自動売買(EA)の代わりとして、IFD-OCO注文はとてもおすすめと言えるでしょう。
SBI FXトレードの自動売買(EA)代わりに積立FXもおすすめ
SBI FXトレードでは自動売買(EA)はできませんが、代わりに積立FXを利用する方法もおすすめです。
積立FXは、はじめに設定を済ませれば、あとは自動的に買付を行う資産運用方法です。
FXトレードの手間を最小限にしたい方に適しているため、自動売買(EA)の一種として検討してみるとよいかもしれません。
SBI FXトレードの積立FXは、最初に以下の項目を設定するだけです。
- 購入したい通貨ペア：米ドル、英ポンド、豪ドル、カナダドル、NZランドドル、南アフリカランド、トルコリラ、香港ドル、中国人民元
- レバレッジ：1倍、2倍、3倍
- 1ヶ月の購入額
- 購入頻度：毎日、毎週、毎月
最初に通貨ペアとレバレッジ倍率を決め、購入頻度と1ヶ月に積立FXに投資したい金額を設定するだけです。
売買差益を狙うトレードではなく、ドルコスト平均法で長期的に投資を続けるトレードといえるでしょう。
積立FXは、外貨預金と比べて圧倒的に手数料の負担が軽く、スワップポイントが毎日つくため複利効果を得らえることが大きなメリットです。
SBI FXトレードの積立FXは、信託保全制度の対象ですので、万が一の破たん等でも安心でしょう。
ただし積立FXであっても証拠金維持率が30％を下回ると、ロスカットが執行されるルールがあります。
急激な価格変動があってもレバレッジ倍率が低いため、ロスカットになる可能性はほぼゼロですので、口座残高にだけ注意しておけばよいため手間も少ないでしょう。
IFD-OCO注文は自分でその都度注文をしこむ手間がありますが、トレードの手間を省くために自動売買(EA)を検討している方は、SBI FXトレードの積立FXがおすすめでしょう。
SBI FXトレード以外で自動売買(EA)する方法
それでも自動売買(EA)をしたいのであれば、SBI FXトレード以外の業者で口座を開設するしか方法はありません。
SBI FXトレード以外で自動売買(EA)できる国内最大手の業者は「楽天証券」でしょう。
楽天証券では「MT4口座」を開設できますし、MT4で稼働する自動売買(EA)をインストールしてトレードを行うことができます。
自動売買（EA）する方法の注意点は、楽天証券で口座開設をしただけではMT4を利用できないことです。
楽天証券口座とは別に、MT4専用口座を開設する必要があるため、口座開設時の注意点として覚えておきましょう。
また「みんなのFX」では、優秀なトレーダーの手法を真似る機能が搭載されています。
戦略を自分で立てることが苦手あるいはできない、自動売買（EA）のように利益を出しているトレーダーの戦略を真似たいという方におすすめでしょう。
また海外FX業者では、ほとんどの業者でMT4とMT5口座を開設でき、取引ツールではMT4・MT5を採用しているため、自動売買（EA）には最適の環境と言えるでしょう。
自動売買(EA)に興味がある人は、SBI FXトレード以外のFX業者でも口座開設すれば、自動売買（EA）のトレードを実現できるでしょう。
SBI FXトレードの自動売買(EA)を分かりやすく解説まとめ
SBI FXトレードの自動売買（EA）について解説しました。 自動売買（EA）ができないSBI FXトレードですが、OCO-IFD注文や積立FXなどを活用すれば、自動売買（EA）代わりのトレードを行うことができます。
代わりではなく、自動売買（EA）プログラムを用いてシステムトレードをしたい方は、SBI FXトレード以外のFX業者を利用するしか方法はありません。
SBI FXトレードでは業者側の意向で取引ツールに自動売買（EA）機能を搭載しない限りはシステムトレードはできないと考えておきましょう。
今後リリースする予定もないと考えられるため、自動売買（EA）を行うのであれば他社をご利用ください。
