LINE FX(ラインFX)の手数料は、どのようなものがどのくらいかかるの?
スマホアプリから簡単にトレードできるLINE FX(ラインFX)の手数料はどのくらい? あなたは今、このようにお考えですよね。
LINE FX(ラインFX)は、無料通話アプリのLINEが運営する、スマホアプリからFXトレードできるサービスです。
トレードの損益に影響を与える手数料ですが、業者ごとに発生体系は異なるため、ここではLINE FX(ラインFX)の手数料を確認していきましょう。
LINE FX(ラインFX)の手数料を分かりやすく解説
LINE FX(ラインFX)の手数料は、すべて無料と公式サイトに記載がありますが、実は以下の通り発生するものがあります。
- 取引手数料:スプレッドが発生
- 入金手数料:銀行振込の振込手数料を負担
- 出金手数料:無料
- 口座開設手数料:無料
- ロスカット手数料:無料
ただし表向きの手数料が無料である一方、実際にコストがかかるケースもあるため、LINE FX(ラインFX)の各手数料について詳しくみていきましょう。
LINE FX(ラインFX)の手数料 取引手数料
LINE FX(ラインFX)では取引手数料は無料です。 ただしトレードではスプレッドが発生するため、実質的な取引手数料は無料ではありません。
LINE FX(ラインFX)のスプレッドとは?
スプレッドとは、各通貨ペアにおける買値と売値の差額をさします。 LINE FX(ラインFX)のスプレッド一覧は、以下の通りです。
- USD/JPY(米ドル/円):0.2銭
- EUR/JPY(ユーロ/円):0.5銭
- GBP/JPY(ポンド/円):1.0銭
- AUD/JPY(豪ドル/円):0.7銭
- NZD/JPY(NZドル/円):1.2銭
- CAD/JPY(カナダドル/円):1.5銭
- CHF/JPY(スイスフラン/円):1.6銭
- ZAR/JPY(南アフリカランド/円):1.0銭
- MXN/JPY(メキシコペソ/円):0.3銭
たとえばUSD/JPYの買値が103.766円で、売値が103.764円だった場合のスプレッドは、0.2銭です。
FXトレードでは買い注文と売り注文による反対売買をするため、スプレッドが発生します。
注文した時点ですでに0.2銭の損失を抱えている状態ですので、まずはスプレッド相当分の値上がりを待たなければならず、これが実質的な取引手数料になるということです。
たった0.2銭の取引手数料なら、たいした金額ではないとお考えの方もいるでしょう。
0.2銭のスプレッドは1通貨あたりのFXトレードにかかるコストです。 LINE FX(ラインFX)の取引通貨単位は10000通貨ですので、10000通貨×0.2銭(0.002円)から20円のスプレッド負担となります。
FXトレードでは最大25倍のレバレッジをかけられますが、レバレッジをかけることで取引量が増えるためスプレッドの負担が大きくなります。
10000通貨×25倍×0.2銭から500円と、レバレッジのぶんスプレッドは拡大することになります。
LINE FX(ラインFX)に限らず、国内FXはスプレッドが狭いですが、多くのトレードを繰り返すことで手数料としての負担が大きくなることにご注意ください。
買値と売値の差額であるスプレッドは、変動制のトレードコストですので常に一定しているわけではありません。
上のLINE FX(ラインFX)のスプレッド一覧は、2021年12月22日現在の情報ですが、変動する可能性があるためトレードのたびにスプレッドをご確認ください。
LINEFXのやつは、昼間とか比較的動きが少ない時間帯にスプレッドの低い通貨を買って、プラスだろうがマイナスだろうが即売りすれば、もらえる額以上に損することはほぼないと思われ。
— 嗄嚶 (@_pwwq_) September 6, 2021
CHF/JPY(スイスフラン/円)スプレッドを他社と比較
またスプレッドは、取引所に応じて異なるため、きちんと比較して選ぶことが大切です。
LINE FX(ラインFX)でスプレッドが狭いと言われている通貨ペアは、以下の通りCHF/JPY(スイスフラン/円)です。
- LINE FX:1.6銭
- SBI FXトレード:1.4銭
- 外為どっとコム:1.8銭
- DMM FX:1.8銭
- GMOクリック証券:1.7銭
SBI FXトレードのスプレッドがもっとも狭いですが、LINE FX(ラインFX)はそれに次ぐ狭さです。
USD/JPY(米ドル/円)、EUR/JPY(ユーロ/円)など人気の通貨ペアのスプレッドは、どこも統一されている傾向があるため、一見同じように見えます。
その他の通貨ペアを比較するとスプレッド差があるため、LINE FX(ラインFX)の取引手数料としてスプレッドをきちんと比較してトレードすることをおすすめします。
LINE FX(ラインFX)の手数料 入金手数料
LINE FX(ラインFX)の入金手数料は、入金方法に応じて異なります。 入金方法は、クイック入金と銀行振込入金の2種類ですが、クイック入金の手数料は無料になります。
銀行振込の入金手数料も、原則的にLINE FX(ラインFX)では発生しないものの、振込先の銀行に応じた振込手数料についてはユーザーが負担する必要があります。
LINE FX(ラインFX)の手数料 出金手数料
LINE FX(ラインFX)の出金手数料は、無料です。
出金方法は、LINE FX(ラインFX)で出金先口座の登録を行い、ユーザーの銀行口座への出金になります。
出金手数料はLINE FX(ラインFX)が負担するため、ユーザーが負担する必要はありません。
LINE FX(ラインFX)の手数料 ロスカット手数料や口座維持手数料
LINE FX(ラインFX)では口座開設手数料・ロスカット手数料・口座維持手数料・口座管理手数料なども無料です。
他の取引所では、このような各手数料が発生するケースもありますが、LINE FX(ラインFX)ではスプレッドと銀行振込による入金手数料以外はすべて無料になります。
LINE FX(ラインFX)の手数料体系は非常にシンプルですので、想定外のコストが発生する心配もなく、安心して利用できるでしょう。
LINE FX(ラインFX)の手数料を分かりやすく解説まとめ
LINE FX(ラインFX)の手数料は、トレードで発生するスプレッドと銀行振込入金で発生します。
それ以外の手数料についてはすべて無料ですので、LINE FX(ラインFX)はコストを抑えてトレードできます。
やはりLINE FX(ラインFX)の手数料として大きな負担となるのはスプレッドですので、トレード前にご確認のうえご利用ください。