ゼロからはじめる国内FX

国内FXをゼロからはじめる方向けに情報を発信しています

LINE FX(ラインFX)の両建てを分かりやすく解説

f:id:zero_requiem21:20200821215051j:plain

LINE FX(ラインFX)は大手SNSサービスであるLINEが手掛けるFX取引所。

最大25倍までのレバレッジが使えることが大きな特徴です。

そんなレバレッジ取引のリスクをコントロールするのに有効な手法が両建てです。

しかし、FXに慣れていない人の中には、両建てがどういった手法かよく分からないという人も多いのではないでしょうか。

あるいは、そもそも両建てはLINE FX(ラインFX)で必須のテクニックなのでしょうか。

そこで今回はLINE FX(ラインFX)の両建てについて分かりやすく解説していきます。

LINE FX(ラインFX)の両建てを分かりやすく解説

LINE FX(ラインFX)の両建てとは

LINE FX(ラインFX)の両建てとは、同一通貨ペアに対して売り(ショート)と買い(ロング)の相反するポジションを同時に建てる手法です。

両建てにしておくとマーケットがどのように動いても双方のポジションで損益が相殺されます。

ここで「損益が相殺されるのでは意味がないのでは」とお考えの人もいるかもしれません。

しかし、両建ての大きな意味は機動力です。

マーケットの動きの方向性が見えてきたタイミングで片方のポジションを手仕舞えば、そのままトレンドに乗れるというわけです。

ただし、LINE FX(ラインFX)は両建てを推奨していません。

経済合理性に欠けるから、というのがその理由です。

実はLINE FX(ラインFX)にかぎらず、どのFX取引所でも両建てについては同じような注意書きがあります。

のちほど詳しく解説しますが、たしかに両建てにはデメリットもあることは事実です。

しかし、一方で両建てには先ほど触れたようなメリットもあります。

実際、投資の世界では両建てに関して賛否両論あります。

否だけではなく賛もあるのです。

FX会社がのきなみ非推奨だからといって使えない手法と断じてしまうのはやめておきましょう。

LINE FX(ラインFX)のやり方

LINE FX(ラインFX)で両建てをする際は「ストリーミング注文」を利用します。

他の注文方法でも両建てすることは可能ですが、あまりおすすめではありません。

どうしても注文の発注に時間がかかってしまうからです。

対して、LINE FX(ラインFX)のストリーミング注文はワンタップで素早く発注できる注文方法です。

上記のように表示される注文パネルで「売 BID」と「ASK 買」をそれぞれタップすればそれだけで両建て完了です。

ただその際は「取引区分」の「FIFO」に注意が必要です。

FIFOは「First In First Out」の略称。 日本語で言えば「先入れ先出し」です。

その名のとおりLINE FX(ラインFX)のFIFOは先に仕入れたポジションを優先的に決済するオプション設定です。

この設定が有効になっていると、両建てしようとしても反対注文(売り⇔買い)が決済とみなされてしまいます。

LINE FX(ラインFX)のストリーミング注文で両建てするときは取引区分を「新規」にしておくのを忘れないようにしましょう。

LINE FX(ラインFX)の両建て時の証拠金

LINE FX(ラインFX)で両建てをするときはどちらか大きいサイズのポジションだけの証拠金があれば十分です。

それぞれのポジションごとに証拠金を用意する必要はありません。

こういった両建て時の証拠金の扱いをMAX方式と呼びます。

両建て時の証拠金の扱いがMAX方式かどうかは使用する取引所によって異なります。

仮にLINE FX(ラインFX)以外を使う際はどういった扱いになっているか事前に確認しておくようにしましょう。

LINE FX(ラインFX)の両建ての注意点

LINE FX(ラインFX)の両建てはスワップポイントとスプレッドに要注意です。

これはLINE FX(ラインFX)の両建てに関する注意書きにも明記されています。

スワップポイントとは、LINE FX(ラインFX)のポジションを翌日へ持ち越すと発生するコストまたは利益です。

通貨ペアとポジション(売りor買い)によってプラスの値をとることもあればマイナスの値をとることもあります。

しかし、LINE FX(ラインFX)では両建てをすると必ずスワップポイントはマイナスになります。

上記を見て分かるとおり、いずれの通貨ペアでも売りと買いのスワップポイントを合算するとマイナスになります。

したがって、両建てをしているかぎり、日々マイナススワップポイント分の損失(=逆ザヤ)が積み重なっていくのです。

次にスプレッドです。 スプレッドとは、同一通貨ペアの売値と買値の差額。

上記では売値と買値に0.2銭の差額があります。

この差額はそのままLINE FX(ラインFX)の収益となります。

つまり、トレーダーにとっては手数料そのものです。

そして両建ての場合はこのスプレッドが売りと買いの2重で発生するというわけです。

以上のように、両建てには通常の取引手法以上のコストがかかってしまうのです。

これがLINE FX(ラインFX)が両建てを「経済合理性に欠ける」と評価するゆえんです。

LINE FX(ラインFX)で両建ては必須?

LINE FX(ラインFX)で両建ては必須ではありません。

たしかに両建ては使いこなせればリスクコントロールに有効な手法です。

ただし、先に触れたように通常の取り引き以上にコストがかかるなどのデメリットもあります。

LINE FX(ラインFX)がはじめての投資経験という人は無理に使う必要はないでしょう。

そもそも両建てには投資経験以上に資金力が重要です。

LINE FX(ラインFX)では証拠金維持率が100%を下回ると強制的にポジションを決済するロスカットというシステムがあります。

そのため、十分な証拠金維持率を維持できていないとマーケットの状況によってはスプレッドの拡大で両建ての片方のポジションのみがロスカットで解消されてしまいかねません。

その結果として事前に計画していたプランが崩れてしまうというのはFXではよくあるケースです。

少額の資金でとりあえずFXを始めてみたいという人はあまり両建てにこだわらず、通常の取り引きで勝負していくことをおすすめします。

なお、その際はレバレッジ倍率も控えめにしておきましょう。

LINE FX(ラインFX)の25倍のレバレッジはある程度トレードに慣れてきてからで十分です。

はじめのうちは低いレバレッジで取り引きに慣れるように心がけるとよいかと思います。

LINE FX(ラインFX)の両建てを分かりやすく解説 まとめ

LINE FX(ラインFX)の両建てとは同一通貨ペアに対して売りと買いのポジションを同時に建てる手法。

このようにしておけばどのようなマーケットの動きにも対応できるという特徴があります。

ただ一方で両建てにはスワップポイントの逆ザヤやスプレッドの二重負担などのデメリットもあります。

実際、LINE FX(ラインFX)にかぎらず両建ては賛否両論のある手法です。

LINE FX(ラインFX)がはじめてのFXという人はあまり両建てにこだわらず、まずは基本のトレード手法で利益を狙っていくことをおすすめします。