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YJFX!のIFD注文・IFO注文・OCO注文を分かりやすく解説

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YJFX!はヤフーグループが手掛けるFX取引所。

そんなYJFX!に興味があるものの注文方法が難しいのではと二の足を踏んでいる人もいるのではないでしょうか。

特にIFO注文・IFO注文・OCO注文などは株式投資などには見られないFX特有の注文方法です。

そのため、ある程度投資経験のある人でも戸惑うこともあるかもしれません。

そこで今回はYJFX!のIFD注文・IFO注文・OCO注文について分かりやすく解説していきます。

YJFX!のIFD注文・IFO注文・OCO注文を分かりやすく解説

YJFX!のIFD注文・IFO注文・OCO注文は条件付き指値注文

YJFX!のIFD注文・IFO注文・OCO注文はいずれも特殊な指値/逆指値注文です。

IFD注文は指値と逆指値の「いずれか」の決済を予約しておける指値/逆指値注文。

OCO注文は指値と逆指値を同時に発注できる注文方法。

どちらかの注文が成立(=約定)すると他方は自動的にキャンセルされます。

IFO注文は決済に指値と逆指値の「双方」を予約できる指値/逆指値注文。

つまりIFDとOCOが組み合わされた注文方法です。

IFOはYJFX!以外の取引所ではIFDOCOやIFDO、あるいはそのままIFD+OCOといった名前のこともあります。

ちなみに、それぞれの名前の由来は以下のとおりです。

・IFD注文・・・IF~Done「もし~なら~する」

・OCO注文・・・One Cancels the Other 「一方が他方をキャンセルする」

・IFO注文・・・IFD+OCO

IFO注文をのぞけば基本的にはYJFX!以外のどの取引所でも同じような名前になっています。

YJFX!のIFD注文・IFO注文・OCO注文のやり方

具体的なYJFX!でのIFD注文・IFO注文・OCO注文のやり方を見ていきましょう。

まずはIFD注文です。

IFD注文ではIFD-1で設定した注文が約定すると、その時点ではじめてIFD-2の注文が有効になります。

そして、IFD-1、IFD-2では指値、逆指値のいずれも自由に設定可能です。

この組み合わせによって、IFD-2の決済注文は利益確定とも損切りともなります。

IFD注文は非常に使い勝手の良い注文方法です YJFX!がはじめてのFXという人でも積極的に使っていくことをおすすめします。

次にOCO注文のやり方を見てみましょう。

OCO注文はOCO1に指値を、OCO2に逆指値の「新規」注文を設定します。

IFD注文とは異なり決済を予約することはできません。

そして、いずれかの注文が約定すると残りは自動的にキャンセルされます。

OCO注文については少しばかり使いどころが難しいかもしれません。

YJFX!である程度FXに慣れるまでは無理に使う必要はないでしょう。

最後にIFO注文のやり方です。

IFO注文はIFO-1に「新規」の指値/逆指値を設定し、IFO-2とIFO-2に「決済」の指値と逆指値を設定します。

IFO-1の約定を条件に決済のOCO注文が有効になるというわけです。

決済にOCOが使えるということはすなわち損切りと利益確定を同時に予約できるということです。

IFD注文と同様にIFO注文は極めて有用な注文方法です。

YJFX!が初めての投資経験という人でもできれば積極的に使っていくことをおすすめします。

YJFX!のIFD注文・IFO注文・OCO注文はスリッページに注意

YJFX!のIFD注文・IFO注文・OCO注文はいずれも特殊な指値/逆指値注文です。

特にIFD注文とIFO注文はあらかじめ指値/逆指値で決済注文を予約しておける非常に便利な注文方法です。

ただ、YJFX!の指値/逆指値は必ずしも希望する価格での約定を保証するものではありません。

マーケットの状況によっては予約価格とは乖離した価格で約定することもあります。

こういった発注価格と約定価格のズレを一般的にスリッページと呼びます。

YJFX!のリアルタイム注文とワンタッチ注文にはスリッページをどこまで許容するかの設定があります。

また、指値注文に関しては「原則的に」指定価格で約定します。

対して、逆指値注文についてはYJFX!は特段スリッページの制限を設けていません。

したがって、逆指値の絡むIFD注文・OCO注文・IFO注文についてもスリッページが発生しやすくなります。

YJFX!のIFD注文・OCO注文・IFO注文はたしかに便利な注文方法です。

しかし万能ではない、ということは承知しておきましょう。

YJFX!のIFD注文・IFO注文・OCO注文は幅にも注意

YJFX!のIFD注文・IFO注文・OCO注文は指値/逆指値の特殊注文です。

そして、指値/逆指値は指定できる価格に制限があります。

これを一般的に幅、中でも逆指値の幅はストップレベルと呼びます。

それぞれの幅は以下のとおりです。

・指値・・・0.1ポイント

・逆指値・・・0.3ポイント

たとえば1USD=100.00円の際に買い注文を入れるとすれば、指値は99.99円以下、逆指値は100.03円以上でなければ指定できません。

そしてYJFX!のIFD注文・IFO注文・OCO注文は特殊な「指値/逆指値」注文。

当然ながら、こういった幅による価格指定の制限はIFD注文・OCO注文・IFO注文にも適用されます。

幅はYJFX!以外の取引所でもあるものですが、必ずしも同じ値ではありません。

幅はもちろん狭いほど有利です。 仮にYJFX!以外の取引所を使う場合には幅の違いは確認しておきましょう。

YJFX!のIFD注文・IFO注文・OCO注文は必須?

YJFX!のIFD注文・IFO注文・OCO注文はたしかに便利な注文方法です。

ただ、必須とまでは言えません。

IFD注文とIFO注文はできればYJFX!を使い始めたばかりの人でも使っていきたいところです。

それは変わりありません。

とはいえ、それも状況次第です。 たとえば短期売買をメインにする人にとってIFD注文・IFO注文・OCO注文はあまり使う局面はないでしょう。

また、資金力に余裕のある人は頻繁に決済するよりはあえてポジションをホールドしておいたほうが良い場合も少なくありません。

YJFX!のIFD注文・IFD注文・OCO注文はあくまでも注文方法のひとつに過ぎません。 状況に応じて使い分けていきましょう。

YJFX!のIFD注文・IFO注文・OCO注文を分かりやすく解説 まとめ

YJFX!のIFD注文・IFO注文・OCO注文は条件付きの特殊な指値/逆指値注文です。

OCO注文については使いどころが少し難しいため無理に使う必要はないでしょう。

一方でIFD注文・IFO注文は損切りや利益確定をあらかじめ予約できる非常に便利な注文方法。

YJFX!がはじめてのFXという人でもできれば早めに使い方に慣れておくことをおすすめします。

ただ、その際はスリッページが生じること、価格指定には値幅制限があるには注意しておきましょう。