YJFX!は最大25倍までのレバレッジが使えるFX取引所。
そのレバレッジを活用すれば少額の資金でも大きなリターンを狙えます。
ただ、順調に利益を出すほど気になるのが税金です。
そういった人はYJFX!へ法人口座を作ってみてはいかがでしょうか。
一定の条件下において法人口座の利用は多大な節税が見込めます。
そこで今回はYJFX!の法人口座について分かりやすく解説していきます。
YJFX!の法人口座を分かりやすく解説
YJFX!の法人口座の作り方
YJFX!の法人口座は以下の手順で作れます。
1.口座開設申し込み
2.必要書類の郵送
3.審査
4.口座開設完了通知の受領
すべての手続きがオンラインで完結する個人口座とは異なり、法人口座では書類を「郵送」する必要があります。
また、必要な書類も個人口座にくらべて少しばかり多めです。
当然、口座開設に要する時間も長くなりがちです。
YJFX!へ法人口座を作ると決めたら早い段階で書類を準備しておきましょう。
YJFX!の法人口座開設に必要な書類
YJFX!へ法人口座を作る際には以下の書類が必要になります。
・履歴事項全部証明書
・法人番号通知書
・本人確認書類
履歴事項全部証明書はいわゆる登記簿謄本です。
最寄りの法務局へ申請すれば数百円で取得できます。
法人番号通知書は法人設立の際に税務署から届く書類。
そういえば、法人番号通知書が届いたので、はれて会社化されたことが確定しました。
— ウタゲ🎃ゲーム実況/ライブ配信 (@utage_studio) October 11, 2020
あくまでも法人番号を「通知」するための書類であるため、紛失しても税務署で再発行はしてもらえません。
ただ、法人番号通知書がないとYJFX!へ法人口座が開設できないというわけでもありません。
もし紛失していた場合は国税庁のウェブサイト上で確認できる法人情報の画面をプリントして代わりとすることが可能です。
本人確認書類は運転免許証や健康保険証など。
YJFX!へ個人口座を作る際と同じもので問題ありません。
なお、個人口座の場合はマイナンバー関連の書類が必須ですが、法人口座では不要です。
そもそもマイナンバーが法人における法人番号にあたるものだからです。
YJFX!の法人口座のレバレッジ
YJFX!の法人口座の「最大」レバレッジは100倍です。
ただし、あくまでもこれは最大値です。
YJFX!の法人口座のレバレッジは100倍を下回ることもあります。
YJFX!は公式サイトで毎週月曜日に法人口座レバレッジの上限値を公表しています。
この公表値と、YJFX!の法人口座に設定してあるレバレッジコース(最大100倍)のいずれか「低い」倍率が最大レバレッジとなります。
なお、この公表値は一般社団法人金融先物取引業協会が公表する数値です。
そして、この公表値を法人口座の上限とする取り組みは金融庁の定めた「金融商品取引業等に関する内閣府令」の一部改正にともなうものです。
したがって、法人口座の最大レバレッジについてはYJFX!だけではなくすべてのFX取引所で同様の対応がなされています。
YJFX!の法人口座の税金
YJFX!のトレードで得た利益には税金がかかります。
個人口座の場合は原則的に確定申告して所得税を納めなければなりません。
しかし、法人口座でのトレードは事業の一環です。
したがって、YJFX!の法人口座で得た利益は所得税ではなく法人税の対象となります。
そして、法人税の税率は資本金1億円以下の普通法人の場合、年間800万円以下の部分は15%、800万円超の部分は23.20%になります。
対して個人口座の所得税は所得に応じて税率が上がる累進課税です。
そのため、場合によっては法人口座のほうが個人口座よりも税金が高くなる場合があります。
単純に税率で言えば所得800万円が個人口座と法人口座の税率が逆転するポイントです。
ただ、所得は「収入-経費」であり、単なるYJFX!の年間利益であるため、役員報酬や各種経費などの諸条件により状況は変わってきます。
YJFX!で個人口座と法人口座のどちらが税制上有利になるかは状況次第です。
本当にYJFX!へ法人口座を作るべきかどうかは、自分の法人形態を総合的に見て慎重に判断しましょう。
YJFX!で法人口座を使うメリット
YJFX!で法人口座を使うもっとも大きなメリットは節税効果です。
法人税の適用税率が場合によっては不利になるのは先に解説したとおりです。
しかし、それを加味しても法人口座には以下のようなメリットがあります。
・損益通算ができる
・損失の繰越控除ができる
損益通算は法人口座の損益と他の事業の損益を合算して税金が計算できる制度。
これにより、仮にYJFX!で大きな利益が出ていたとしても他の事業で大規模投資をおこなえば納税額も安くできます。
損失の繰越控除は単年度の損失を翌年度以降の利益と相殺できる制度。
損益通算が単年度におこなう横の節税ならば、損失の繰越控除は未来に向けた縦の節税です。
ただ実は損失の繰越控除はYJFX!の個人口座でも利用可能です。
ただし、個人口座の場合の繰越期間は3年間。 対してYJFX!で法人口座を使っていた場合の繰越期間は9年間です。
このように法人口座には税制上の大きなメリットがあるのです。
なお、法人口座のメリットとして幅広いコストを経費に計上できることを挙げる場合もあります。
しかし、実際は個人口座でもFXに必要なコストは経費として差し引けます。
この点は法人口座特有のメリットとしてはやや弱いでしょう。
YJFX!で法人口座を使うデメリット
YJFX!での法人口座利用には大きなメリットがあります。
ただ一方でデメリットも存在します。 まず、法人口座は資金の移動に制限がかかってしまいます。
YJFX!の法人口座へ預けてある資金は法人のもの。
個人の財産ではありません。
それゆえ、個人の財産のような自由な使い方はできないのです。
次に、個人口座にはないコストが発生することも法人口座のデメリットのひとつです。
たとえば、法人の設立費用にはそれなりのコストがかかります。
また、会計や税務などの業務を外部に依頼するならば業務委託費もかかってきます。
あるいは従業員を雇えば社会保険料も半額負担することになります。
YJFX!へ法人口座を開設するときはこういった副次的なコストもかかることは念頭に置いておきましょう。
YJFX!の法人口座を分かりやすく解説 まとめ
YJFX!は法人口座も利用できます。
法人口座の利用には、法人設立に費用がかかる、法人の運営に別途コストがかかる場合もあるなどのデメリットがあります。
しかしそれでも、ハイレバレッジが使える、税制上の優遇があるなどデメリットを補って余りあるメリットが存在します。
特に税制上の優遇はYJFX!で継続的に利益を出せる人とっては大きな節税が見込めるものです。
一応の審査こそありますが、審査に通ればその恩恵は小さくありません。
継続的に利益を出している人はYJFX!へ法人口座の開設を申し込んでみてはいかがでしょうか。