IG証券はイギリスに本拠地をおくFX取引所。
いわば外資系の国内FX取引所です。
しかし、海外のFX業者については出金拒否(出金トラブル)がある、結局は出金できないという噂が絶えません。
そのため、海外を本拠地としているIG証券もまた出金拒否(出金トラブル)をするのではとお考えの人も少なくないようです。
しかし、本当にIG証券はそのような出金拒否(出金トラブル)をするような取引所なのでしょうか。
そこで今回はIG証券に出金拒否(出金トラブル)されたり出金できないことがあったりするのかを分かりやすく解説していきます。
IG証券の出金拒否(出金トラブル)と出金できないを分かりやすく解説
IG証券に出金拒否(出金トラブル)で出金できないことはあるのか
IG証券で出金拒否(出金トラブル)で出金できないことはありません。
IG証券はイギリスに本拠地をおく海外のFX取引所。
そして、海外のFX取引所は理不尽かつ一方的な理由による出金拒否(出金トラブル)をする、いくら利益を出せても結局は出金できないという噂も少なくありません。
そのためIG証券もまた出金拒否(出金トラブル)をする業者なのではないかという不安を持たれがちです。
しかし、IG証券は本拠地が海外であるだけで、れっきとした日本の取引所です。
したがって、海外のFX取引所のように出金拒否(出金トラブル)に遭うような心配は不要です。
もし仮に、万が一にもIG証券がそのような出金拒否(出金トラブル)を起こしたとしても、いち消費者として金融庁へ相談することも可能です。
いずれにせよ、基本的にIG証券に関しては出金拒否(出金トラブル)で出金できないということはありません。
なお、補足ですが海外のFX取引所は出金拒否(出金トラブル)で出金できないという噂にしても、これはやや言いすぎです。
たしかに一部の悪質な海外FX取引所にそのようなケースがあることは事実です。
ただ、国内の取引所ほどではないにしろ大半の海外FX業者の運営は健全です。
海外FXは危険と頭から決めつけてしまうのはやめておきましょう。
ちなみに、IG証券についていえば、IG証券はイギリスではロンドンの証券取引所に上場までしている英国最大のFX取引所です。
出金拒否(出金トラブル)をするような企業がこれほどまでに成長しているはずもありません。
企業の信頼性という観点からみてもIG証券の安全性は保証されているといってよいでしょう。
IG証券に出金拒否(出金トラブル)はないけれど出金できないこともある
IG証券に出金拒否(出金トラブル)はありません。
しかし、出金トラブル以外で出金できないことはままあります。
それはサーバー障害です。 IG証券は運営面の健全さには定評があります。
しかし、一方でお世辞にもシステム面は強いとはいえず、たびたびサーバーがダウンしています。
そのため、マイページへログインできず出金できない状況となることが少なくないのです。
一応、電話による出金も可能ですが、サーバー障害の際には同じような問い合わせも殺到することが予想できます。
また電話による問い合わせ対応は平日の8時~21時まで。
夜間に問い合わせが増えることを考えると出金依頼にまでいたらないこともあるでしょう。
そういったことを考えると、IG証券側のサーバー障害で出金できないときは基本的にはおとなしく復旧を待つほかない、と考えておいたほうがよいかもしれません。
IG証券はさまざまな商品がトレードできる、自動売買が可能など他社にはない大きなメリットがあります。
ただ、このシステム面の弱さだけは玉に瑕です。 これについてはできるだけ早急に改善してもらいたいところです。
IG証券に出金拒否(出金トラブル)されて出金できないというのは勘違いのことも
IG証券に出金拒否(出金トラブル)はありません。
ただ、一部にはIG証券の出金ルールを勘違いしていることで出金拒否(出金トラブル)されていると勘違いする人もいるようです。
具体的にはIG証券側の口座と着金側の口座への出金の反映時間の時差が原因です。
IG証券へ出金依頼をすると証拠金残高は即時に出金依頼したぶん減少します。
一方で、銀行口座の残高に出金が反映されるのは翌営業日または翌々営業日です。
銀行やIG証券の休業日を挟めばさらに遅くなることもあります。
この出金の反映時間の時差を知らずにいると、あたかもIG証券に出金拒否(出金トラブル)されて出金できないかのように勘違いしてしまうのです。
繰り返しになりますが、IG証券に出金拒否(出金トラブル)はありません。
仮に銀行口座への反映が遅れていたとしても、いずれは必ず出金されます。
はじめから出金拒否(出金トラブル)を疑うのではなく、まずはあせらず着金を待ちましょう。
IG証券が出金拒否(出金トラブル)をして出金できない例外的なケース
IG証券に出金拒否(出金トラブル)はありません。
しかし、それは一方的かつ理不尽な理由による出金拒否(出金トラブル)です。
明確な理由のある場合にはIG証券が出金拒否(出金トラブル)することもありえます。
これについては利用規約11条「明らかな誤り」に明記されています。
※ IG証券利用規約より引用
「明らかな誤り」とは要するに、マーケットの歪みや取引システムのエラーなどを利用した不正な手法によるトレードです。
一般的にはマニフェストエラーとも呼ばれます。
そして、IG証券ではこういった手法によるトレードについては「無効」とするのです。
当然、無効な取り引きで得た利益についてはそもそも存在しないのですから出金拒否されてしまいます。
これについても規約で以下のように明記されています。
※ IG証券利用規約より引用
どういった手法が規約違反になるかまでの具体例は示されていません。
ただ、IG証券側のシステム遅延などをついたトレードは違反となることでしょう。
過度に恐れる必要はありませんが、せっかくの利益が出金できないのでは意味がありません。
IG証券であっても、利用規約違反に該当すると出金拒否されることもあるということは一応は承知しておきましょう。
IG証券の出金拒否(出金トラブル)と出金できないを分かりやすく解説 まとめ
IG証券に悪質な出金拒否(出金トラブル)で出金できないということはありません。
仮に出金できないとしても、それは利用規約違反に該当したときだけです。
ただ、IG証券はシステム面が不安定であるため、そもそもマイページへログインできず出金できないということは少なくありません。
また、IG証券の口座と銀行口座での出金の反映時間のずれを知らずに出金拒否(出金トラブル)されたと勘違いする人もいるようです。
基本的にIG証券に出金拒否(出金トラブル)はありません。
しかし、そういったケースで出金できなかったり出金が遅れたりすることはあるということは承知しておきましょう。