GMOクリック証券(FXネオ)は大手インターネット関連企業であるGMOグループが運営するFX取引所。
そんなGMOクリック証券(FXネオ)の取引時間(営業時間)はどのようになっているのでしょうか。
FXは株と違い24時間取り引きできるといいますが、本当のところはどうなのでしょうか。
またFX特有の取引時間(営業時間)に関するルールなどはないのでしょうか。
そこで今回はGMOグループの取引時間(営業時間)について分かりやすく解説していきます。
GMOクリック証券(FXネオ)の取引時間(営業時間)を分かりやすく解説
GMOクリック証券(FXネオ)の取引時間(営業時間)
GMOクリック証券(FXネオ)の取引時間(営業時間)は月曜日07時00分~土曜日07時00分です。
基本的に平日は24時間、土曜日は早朝までトレードできます。
このように土曜日まで食い込むのは、GMOクリック証券(FXネオ)がニューヨーク市場のクローズ時間を基準として取引時間(営業時間)を決めているからです。
FXは世界中の取引所で取り引きされています。
そのため、週末に日付変更線からもっとも近い日本市場が最初にクローズしても、その後ロンドン→ニューヨークと市場がクローズしていくまでは取引可能なのです。
こういった取引時間(営業時間)の考え方はGMOクリック証券(FXネオ)特有のものではありません。
FXの取引時間(営業時間)には決まったルールこそありませんが、どの取引所でもほぼ同様の時間帯になっています。
GMOクリック証券(FXネオ)の取引時間(営業時間)はサマータイムに注意
GMOクリック証券(FXネオ)の取引時間(営業時間)はサマータイム時には一時間前倒しされ、月曜日06時00分~土曜日06時00分となります。
サマータイムは日本では採用されていないためあまり馴染みがない人が大半かと思います。
サマータイムは3月の第2日曜日~11月の第1日曜日が該当します。
その期間は上記のように1時間早く市場がオープンしますので注意しておきましょう。
なお、サマータイムによる取引時間(営業時間)の変更もまたGMOクリック証券(FXネオ)にかぎらずFXでは一般的なことです。
FXのマーケットは週末明けの時間帯に大きく市場が動く傾向があります。
たかが一時間とあなどらず、サマータイムによる取引時間(営業時間)の変更タイミングには注意しておきましょう。
GMOクリック証券(FXネオ)の取引時間(営業時間)は海外の祝日にも要注意
GMOクリック証券(FXネオ)の取引時間(営業時間)は日本時間だけではなく世界中の取引所を基準としています。
そのため、海外でのきなみ市場がクローズする祝日には取引時間(営業時間)が変更されます。 代表的なものはクリスマス。
日本ではクリスマスは平日ですが、多くの国では祝日とされています。
その結果として、GMOクリック証券(FXネオ)でもクリスマスは以下のように取引時間(営業時間)が変更されます。
逆に、日本が祝日であったとしても海外のマーケットがオープンしている場合は取引時間(営業時間)に変更はありません。
ただし、年末年始はやはりどこも休日となるため大きな変更があります。
こういった取引時間(営業時間)変更は期日が近くなると事前にGMOクリック証券(FXネオ)の公式サイトで一覧で周知されます。
当日になって慌てないように期日が近づいたら事前に確認しておきましょう。
GMOクリック証券(FXネオ)の取引時間(営業時間)と注文受付時間
GMOクリック証券(FXネオ)の取引時間(営業時間)は平日と土曜日早朝です。
一方で、GMOクリック証券(FXネオ)は取引ルールで原則24時間365日の注文受付としています。
しかしこれは、注文をGMOクリック証券(FXネオ)で受け付けるだけであり、実際の注文は取引時間(営業時間)になるまでは市場には流れません。
すなわち、この案内が意味することは取引時間(営業時間)外の注文「予約」が可能ということにすぎません。
(※ 土曜日の08時~09時は定期メンテナンスのため予約も不可)
たとえば、日曜日の日中に入れた注文は次の取引時間(営業時間)である月曜日の07時になるまでは決して約定しません。
「注文受付可能=取引可能」ではないので勘違いしないようにしましょう。
GMOクリック証券(FXネオ)の取引時間(営業時間)とスワップポイント
GMOクリック証券(FXネオ)の取引時間(営業時間)は平日は基本的に24時間です。
しかし、月曜日07時00分~土曜日07時00分までのあいだに一切の区切りがないというわけではありません。
GMOクリック証券(FXネオ)の取引時間(営業時間)においては、毎日07時:00分を区切りに「1日」とみなします。
この区切りを一般的にロールオーバー時間と呼びます。
そしてロールオーバー時間はスワップポイントが確定する時間でもあります。
スワップポイントはペアとなる通貨の金利差を調整するために、ポジションを翌日に持ち越すたびに発生するもの。
通貨ペアの種類とポジション(売りor買い)によって支払うこともあれば貰えることもあります。
この「翌日」が午前0時ではなくロールオーバー時間で判断されるのです。
ところで、GMOクリック証券(FXネオ)の取引時間(営業時間)は月曜日から土曜日の早朝までです。
しかし、スワップポイントは金利差を調整するためのものであるため土日も関係なく発生します。 この土日分のスワップポイントはどうなるのでしょうか。
あっ、あーーー今日スワップ3倍の日だったのでは!!??
見逃した… — めっしゃん (@fxswapsan) September 9, 2020
実は土日分のスワップポイントはGMOクリック証券(FXネオ)では水曜日にまとめて事前に付与される仕様となっています。
このように取引時間(営業時間)外に発生するスワップポイントを平日に加算するシステムは他の取引所でも一般的な仕様です。
一般的にはスワップポイント3倍デーなどと呼ばれます。
ただし、どの曜日に付与するかは取引所の自由です。
GMOクリック証券(FXネオ)が水曜日だったからといって他の取引所でも同様とはかぎりません。
仮に他の取引所を使う際はあらかじめどの曜日にスワップポイントをまとめるのかを確認しておくことをおすすめします。
GMOクリック証券(FXネオ)の取引時間(営業時間)を分かりやすく解説 まとめ
GMOクリック証券(FXネオ)の取引時間(営業時間)は月曜日07時00分~土曜日07時00分です。
3月~11月のサマータイム適用期間では1時間早まります。
また、GMOクリック証券(FXネオ)の取引時間(営業時間)は07時を基準として1日が判定されます。
そのためスワップポイントなどは07時をまたぐことで確定します。
GMOクリック証券(FXネオ)が初めてのFXという人はこういった取引時間(営業時間)の考え方に戸惑いがちです。
しかし、これはFXでは一般的な考え方ですから避けては通れません。 早めに慣れてしまいましょう。