GMOクリック証券(FXネオ)は手数料が高い?
それとも安いの? どんな手数料がかかってくるのか事前に知っておきたい。
このようにお考えではないでしょうか。
FXはわずかな値動きで利益を重ねていくトレードですので、手数料が高いと利益が目減りしてしまいかねません。
そこで今回はGMOクリック証券(FXネオ)でかかってくる手数料について分かりやすく解説します。
GMOクリック証券(FXネオ)の手数料を分かりやすく解説
GMOクリック証券(FXネオ)で必要となる手数料は以下のとおりです。
・取引手数料
・スプレッド
・スワップポイント
・ロスカット手数料
・入金、出金手数料
それでは1つずつ詳しくGMOクリック証券(FXネオ)の手数料の内訳を見ていきましょう。
GMOクリック証券(FXネオ)の取引手数料
GMOクリック証券(FXネオ)では取引手数料は無料です。
株式投資ではトレードに対して一定の取引手数料がかかります。
しかしGMOクリック証券のFXネオでは取引手数料は0円です。
その代わり通貨ペアの買値と売値には差額があり、これが隠れた取引手数料になっていました。
この売値と買値の差額が「スプレッド」です。
GMOクリック証券(FXネオ)だけでなく、FXや仮想通貨(暗号資産)FXでは取引手数料が無料の代わりにスプレッドが含まれていることは珍しくありません。
では次章で実質的な取引手数料であるスプレッドについて詳しく説明していきましょう。
GMOクリック証券(FXネオ)の取引手数料 スプレッド
GMOクリック証券(FXネオ)の隠れた取引手数料「スプレッド」を一覧でご紹介します。
・米ドル/円:0.2銭
・ユーロ/円:0.5銭
・ポンド/円:1.0銭
・豪ドル/円:0.6銭
・トルコリラ/円:原則固定対象外
・南アフリカランド/円:0.9銭
・メキシコペソ/円:0.2銭
GMOクリック証券(FXネオ)で人気の高い円建ての主要な通貨ペアのスプレッドは上記のとおりでした。
米ドル/円やメキシコペソ/円の取引手数料・スプレッドはわずか0.2銭です。
その一方でポンド/円は1.0銭と取引手数料が5倍かかるのがお分かりいただけるでしょうか。
上記の数値は基本的に取引量や価格が安定している状態のときのスプレッドです。
早朝やクリスマス休暇のときなど取引量が低下する時期には上記のスプレッドの制限が取り払われて「原則固定対象外」になってしまいます。
ちなみにトルコリラ/円やカナダドル、スイスフランなどは元から原則固定対象外でした。
相場の状況によって10銭、20銭もの取引手数料・スプレッドがかかることも珍しくありません。
GMOクリック証券(FXネオ)でFXをするのなら取引手数料が安い米ドル/円を早朝をさけてトレードすることをおすすめします。
GMOクリック証券(FXネオ)の取引手数料 スワップポイント
GMOクリック証券(FXネオ)の隠れた取引手数料として「スワップポイント」も頭に入れておきましょう。
スワップポイントとは、低金利の通貨と高金利の通貨ペア間で金利を調整するものです。
例えば2022年5月での平均的な米ドル/円のスワップポイントを見てみましょう。
・売りスワップポイント:-32
・買いスワップポイント:30
つまり日本円で米ドルを購入するとスワップポイントをもらえます。
そして米ドルを売って日本円にする場合には取引手数料としてスワップポイントを支払わなければなりません。
滅多にあることではありませんが、売り・買いともにスワップポイントがプラスになることがあります。
その場合はスワップポイントとしてもらえますので、大変お得な状況といえるでしょう。
もちろん逆に相場次第では両方ともマイナスになることもありえます。
スワップポイントは日々変動するものですので、取引する前にはチェックしておきましょう。
また、他社と比較してGMOクリック証券(FXネオ)のスワップポイントは特段広いとはいえません。
国内FXの中では標準的といってよいでしょう。
GMOクリック証券(FXネオ)の取引手数料の中にはスワップポイントも含まれると考えておいてください。
GMOクリック証券(FXネオ)のロスカット手数料
GMOクリック証券のFXネオ ロスカット手数料の1500円が意味不明 ただでさえロスカットで痛手を負ってるのに、トドメ刺された感じだわ。
— 冨田 伸一 (@Tommy_fishing) October 26, 2017
GMOクリック証券(FXネオ)にはロスカット手数料なるものがあります。
ロスカット手数料は他社ではあまり見られない手数料かもしれません。
これはその名のとおり、自動ロスカットになってしまった場合、GMOクリック証券(FXネオ)に手数料を引かれてしまうものです。
GMOクリック証券(FXネオ)の証拠金維持率と追証・ロスカットは以下のルールに則ります。
・証拠金維持率100%以下で追証発生
・証拠金維持率50%以上100%以下でロスカットアラートがメールで届く
・証拠金維持率50%以下で自動ロスカット執行
追証が発生しロスカットアラートが来たにも関わらず、証拠金維持率が50%以下にまで落ちてしまった場合には自動ロスカットが執行されます。
自動ロスカットでは、発注中の全注文キャンセルと保有中のポジションがすべて決済されてしまいます。
その際のトレードに対して、「1万通貨あたり税込み500円」のロスカット手数料が上乗せされるのです。
追証やロスカットアラートが来た場合は、追証を多めにいれるか自分でポジションを決済してしまうほうがよいでしょう。
GMOクリック証券(FXネオ)の入出金手数料
GMOクリック証券(FXネオ)では入出金手数料は一切かかりません。
厳密にいうと、GMOクリック証券(FXネオ)に側に払う手数料が0円ということです。
GMOクリック証券(FXネオ)の入出金方法は次のとおり。
・即時入金サービス
・銀行振込入金
即時入金サービスはGMOクリック証券(FXネオ)と提携している銀行からの入金です。
提携銀行からの入出金手数料は一切かかりません。
ちなみに提携銀行は以下のとおりです。
・GMOあおぞらネット、楽天、住信SBIネット、PayPay
・三菱UFJ、三井住友、みずほ、りそな、埼玉りそな、ゆうちょ
・セブン、イオン、auじぶん
提携銀行以外からの振り込みや金融機関窓口やATMからの入金では、その振り込み元の手数料が別途かかります。
そしてGMOクリック証券(FXネオ)から登録した金融機関への出金手数料も0円でした。
GMOクリック証券(FXネオ)の入金では「即時入金」を率先して利用するほうがよいでしょう。
GMOクリック証券(FXネオ)の手数料を分かりやすく解説まとめ
GMOクリック証券(FXネオ)の手数料は「取引手数料・ロスカット手数料・入出金手数料」の3つです。
取引手数料は0円です。
しかし隠れた取引手数料と言われるスプレッドやスワップポイントが別途ありますので、トレード前には数値を確認するようにしてください。
またGMOクリック証券(FXネオ)には他社にはないロスカット手数料があります。
ロスカットの可能性がでてきたら早めに手仕舞いするほうがよいかもしれません。