GMOクリック証券(FXネオ)は大手インターネット関連企業であるGMOグループが運営するFX取引所です。
そのネームバリューからGMOクリック証券(FXネオ)で初めてのFXをしてみようという人も多いのではないでしょうか。
しかし、知名度はともかくとしても取引手数料や入出金手数料などの諸条件はやはり一度確認しておくべきでしょう。
いくら有名な取引所であってもこれらが高いのでは利益も目減りしてしまいます。
そこで今回はGMOクリック証券(FXネオ)の手数料について分かりやすく解説していきます。
GMOクリック証券(FXネオ)の手数料を分かりやすく解説
GMOクリック証券(FXネオ)の手数料の種類
GMOクリック証券(FXネオ)を利用するにあたって確認しておくべき手数料は以下のとおりです。
・取引手数料
・ロスカット手数料
・入金、出金手数料
これ以外になんらかの手数料がかかることはありません。
ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
GMOクリック証券(FXネオ)の取引手数料
GMOクリック証券(FXネオ)は取引手数料を無料としています。
これはたしかに事実です。
しかし、実際には取引手数料以外に「スプレッド」と呼ばれる取引コストが存在します。 スプレッドは通貨ペアの売値(BID)と買値(ASK)の差額。
FXで利益を出すには往復の売買が必須です。
その際に売値と買値の差額であるスプレッドはトレーダーにとって損失となります。
したがって、トレーダーにとってスプレッドは事実上の手数料のようなものと言えるのです。
もっとも、GMOクリック証券(FXネオ)のスプレッドは極めて狭い水準です。
たとえば、USD/JPYを1ロット=10,000通貨、往復で売買したとしてもかかる手数料(スプレッド)はわずか20円。
トレードする通貨ペアによってスプレッドは異なりますが、手数料としてはいずれも微々たるものです。
ただし、GMOクリック証券(FXネオ)のスプレッドは「原則」固定です。
例外的に、マーケットが大きく動くタイミングや流通量の少ない通貨ペアをトレードする場合に大きく広がることがあります。
ただ、「原則」固定のスプレッドが例外的に広がることがあるのはなにもGMOクリック証券(FXネオ)だけではありません。
どの取引所でも同じです。
たとえば上記はDMM FXのスプレッド縮小キャンペーンの案内です。
小さく「例外あり」と書かれているのが分かると思います。
GMOクリック証券(FXネオ)の取引手数料(スプレッド)は高い?安い?
GMOクリック証券(FXネオ)の取引手数料(スプレッド)は他社と比べてどうなのでしょうか。
結論から言うと、金額自体は安いもののこれは他社も同様です。
また、GMOクリック証券(FXネオ)は上記のようにスプレッド縮小キャンペーンも実施していますが、やはり他社も同様のキャンペーンを実施しています。
期間もほぼ同じ、取引手数料無料も同様です。
このように、取引コストという点で言えばGMOクリック証券(FXネオ)と他社に大きな違いはありません。
どの取引所を使おうか迷っている人は取引手数料以外の部分を比較することをおすすめします。
GMOクリック証券(FXネオ)のロスカット手数料
知らなかった!! ありがとうございました
— 沙羅 (@sara_hananoiro) July 21, 2020
GMOクリック証券(FXネオ)の手数料で特徴的なものがロスカット手数料です。
ロスカットはGMOクリック証券(FXネオ)による強制的なポジション決済。
証拠金維持率100%以下のまま追証が解消できない場合と、証拠金維持率50%未満に達した場合に執行されます。
その際にGMOクリック証券(FXネオ)では1ロット=10,000通貨あたり500円のロスカット手数料が発生します。
本来、ロスカットはトレーダーの損失を一定範囲内におさえる救済システムです。
しかし、これは言い換えれば自動的に損失が確定するものでもあります。
そのうえ余分な手数料まで支払うことになるというのは、まさに泣きっ面に蜂です。
GMOクリック証券(FXネオ)ではロスカットはなにより最優先で回避しましょう。
GMOクリック証券(FXネオ)の入金手数料
GMOクリック証券(FXネオ)の入金手数料は入金方法によって異なります。
GMOクリック証券(FXネオ)で利用可能な入金方法は「即時入金」と「振込入金」の2種類。
どちらも厳密に言えば振込入金ですが、即時入金はGMOクリック証券(FXネオ)の提携する金融機関を使ったインターネットバンキングです。
その際に振込手数料はかかりません。
一方で、振込入金は銀行の窓口やATMを利用した通常の入金方法。
その場合、振込手数料はトレーダー自身の負担となります。
振込手数料は利用する金融機関によって異なりますが、高いと1,000円近くになることもあります。
そもそも即時入金を使えば本来支払う必要もない手数料です。
できるかぎりGMOクリック証券(FXネオ)では即時入金を利用して入金しましょう。
なお、GMOクリック証券(FXネオ)の即時入金に対応している金融機関は以下のとおりです。
一部のネット銀行では即日の口座開設も可能です。
また、インターネットバンキングにかぎり手数料無料としているのはGMOクリック証券(FXネオ)だけではありません。
多くの場合、インターネットバンキングの利用は他の取引所を使う際にも手数料の節約につながります。
まだ上記の金融機関を使用していない人はこれを機にどれかの口座を開設しておきましょう。
GMOクリック証券(FXネオ)の出金手数料
GMOクリック証券(FXネオ)では出金手数料はかかりません。
入金のように方法によって手数料が異なるということもありません。
GMOクリック証券(FXネオ)からの出金方法はあらかじめ事前登録しておいた金融機関への振り込みの一択です。
また、出金は即時反映される入金とは違い、金融機関の口座へ反映するのは最短でも翌営業日です。
金融機関かGMOクリック証券(FXネオ)のいずれかの休業日を挟めばさらに長い時間を要します。
手数料こそかかりませんが出金に関してはある程度の時間がかかると心得ておきましょう。
GMOクリック証券(FXネオ)は口座維持手数料はかからない
GMOクリック証券(FXネオ)では口座維持手数料は一切かかりません。
口座を放置しておいてもなんの問題もありません。
GMOクリック証券(FXネオ)に興味があるものの継続的に使うかどうか分からないという人も口座維持手数料を心配する必要はありません。
GMOクリック証券(FXネオ)の手数料を分かりやすく解説 まとめ
GMOクリック証券(FXネオ)は取引手数料無料です。
ただし、隠れた取引手数料とも言えるスプレッドは微々たるものですが存在します。
また、入金手数料は即時入金にかぎり無料。
振込入金を使った場合の振込手数料はトレーダー自身が負担しなければなりません。
一方で出金に際して手数料は一切かかりませんし、口座維持手数料も無料です。
GMOクリック証券(FXネオ)に少しでも興味がある人はとりあえず口座を開設してみてはいかがでしょうか。