GMOクリック証券(FXネオ)は大手インターネットグループGMOが手掛ける取引所。
GMOクリック証券(FXネオ)で本格的にFXトレードを始めた人は多いのではないでしょうか。
トレードに慣れてきたタイミングで、スワップポイントなど詳細な取引条件をより深く知りたいという人も少なくないでしょう。
そこで今回はGMOクリック証券(FXネオ)のスワップポイントを銘柄別や他社と比較しながら一覧で分かりやすく解説していきます。
GMOクリック証券(FXネオ)のスワップポイント比較を一覧で分かりやすく解説
GMOクリック証券(FXネオ)のスワップポイントとは
ドル円とユーロ円とポンド円と豪ドル円とNZ円って、 右ロング左ショート を同時にやったら、ノーリスクでスワップポイントもらえるんじゃね? pic.twitter.com/i5YepIeJgq
— わか (@waka_rech) October 15, 2021
GMOクリック証券(FXネオ)のスワップポイントとは、金利が異なる2種類の通貨を売買することで利益または支払いが発生する金利調整額のことです。
例えば日本円のような低金利の通貨で高金利なメキシコペソを買った場合、スワップポイントを受け取れます。
逆に米ドル建てで日本円を買うと、スワップポイントを支払わなければいけません。
このスワップポイントの仕組を理解しておけば、通貨ペアを保有しているだけで中長期的に利益を出し続けられる可能性があります。
GMOクリック証券(FXネオ)のスワップポイントの特徴は次のとおり。
・ポジションを決済しなくてもスワップポイントだけを受け取れる
・毎日の変動制
・スワップポイントの利益に対して日々課税される
つまり日によってスワップポイントだけで利益をだせる可能性があるのです。
それではGMOクリック証券(FXネオ)のスワップポイントの比較一覧を詳しくご紹介していきましょう。
GMOクリック証券(FXネオ)のスワップポイントの比較一覧 日本円建ての通貨ペア
GMOクリック証券(FXネオ)の日本円建ての通貨ペアでスワップポイントを一覧で比較します。
売りスワップポイント、買いスワップポイントともに単位は「円」です。
・USD/JPY(米ドル/円):売-32 買29
・GBP/JPY(ポンド/円):売-51 買48
・EUR/JPY(ユーロ/円):売8 買-11
・AUD/JPY(豪ドル/円):売-11 買8
・MXN/JPY(メキシコペソ/円):売-150 買120
・ZAR/JPY(南アフリカランド/円):売-120 買90
一覧で比較してみると高金利な通貨であるメキシコペソや南アフリカランドのスワップポイントが大きいことがお分かりいただけるでしょう。
ちなみに上記は5/19のGMOクリック証券(FXネオ)のスワップポイントです。
18日の南アフリカランドは売-330、買240でした。
スワップポイントで利益を狙うのであれば、GMOクリック証券(FXネオ)のスワップポイントカレンダーを必ずチェックしておきましょう。
GMOクリック証券(FXネオ)のスワップポイントの比較一覧 米ドル建ての通貨ペア
では次にGMOクリック証券(FXネオ)の米ドル建ての通貨ペアの比較一覧をチェックしてみましょう。
・EUR/USD(ユーロ/米ドル):売49 買-52
・GBP/USD(ポンド/米ドル):売-4 買1
・AUD/USD(豪ドル/米ドル):売9 買-12
・NZD/USD(ニュージーランドドル/米ドル):売-11 買8
GMOクリック証券(FXネオ)の一覧で比較してみると、日本円建てと同様の傾向がみてとれます。
米ドル建ての通貨ペアでも売り・買い両方がプラスになるスワップポイントはありませんでした。
GMOクリック証券(FXネオ)のスワップポイントの比較一覧 クロス通貨ペア
では次に、GMOクリック証券(FXネオ)のクロス通貨ペアのスワップポイントを一覧で比較してみましょう。
クロス通貨ペアとは米ドル以外の組み合わせのことです。
・EUR/GBP(ユーロ/ポンド):売54 買-57
・EUR/AUD(ユーロ/豪ドル):売28 買-31
・GBP/AUD(ポンド/豪ドル):売-34 買31
・EUR/CHF(ユーロ/スイスフラン):売-4 買1
・GBP/CHF(ポンド/スイスフラン):売-70 買67
かつては豪ドルなどはスワップポイントで稼げるとの評判が広まっていました。
しかしGMOクリック証券(FXネオ)のスワップポイントの比較一覧をみたところ、現状ではクロス通貨ペアでも利益を出すのは難しいといえるでしょう。
GMOクリック証券(FXネオ)のスワップポイントの他社との比較一覧
3月末にトルコリラさや取りを手仕舞いして「いつから再開しようかなー」と思っていたら... 先日まで利用していた、クリック365の買いスワップポイントは下がってるし、GMOクリック証券の売りスワップポイントは上がってるんですね。 ぼーーっとしていたので、気付かなかった...
— may@ほぼ専業主婦。日々、欲望との闘い (@MayAzry) April 8, 2019
最後にGMOクリック証券(FXネオ)のスワップポイントを他社と一覧で比較してみましょう。
比較するのはトレードする人が多いであろう「USD/JPY(米ドル/円)」です。 いずれも2022年5月19日のスワップポイント。
・GMOクリック証券(FXネオ):売-32 買29
・DMM FX:売-33 買30 ・外為オンライン:売-60 買15
・SBI FXトレード:売-105 買93
GMOクリック証券(FXネオ)とDMMFXを比較すると、ほぼ同じスワップポイントでした。
しかしSBI FXトレードは他社と一覧で比較してみるとずば抜けてスワップポイントが高くなっています。
前日18日は売-35、買い93でしたので、何らかの原因で一気にひらいているようです。
スワップポイントは日々変動していますので、日によって有利なスワップポイントを提示している会社は変わるでしょう。
GMOクリック証券(FXネオ)だけでなく他社とも比較してからトレードするよう心がけてください。
GMOクリック証券(FXネオ)のスワップポイント比較を一覧で分かりやすく解説まとめ
GMOクリック証券(FXネオ)のスワップポイント一覧を銘柄別や他社と比較してみました。
ユーロ/円やポンド/米ドルなどはスワップポイントが低く、円建てのメキシコペソや南アフリカランドはスワップポイントが高い傾向にあります。
スワップポイントが売り・買いともにプラスであれば保有しているだけで利益がでますが、そのような状況はめったにありません。
かつてはスワップポイントだけで稼げる時期がありましたが、現在のレートでは手数料として支払うことがほとんどです。
スワップポイントのサヤ取りを狙うのではなく、売買差益を狙うトレード手法をおすすめします。