GMOクリック証券(FXネオ)のスプレッドは狭い?それとも広い?
スプレッドが広がる場合があるらしいけれど、どんな時にGMOクリック証券(FXネオ)のスプレッドは広がるのか知りたい。
こんな疑問をお持ちではないでしょうか。
GMOクリック証券(FXネオ)は国内有数のFX取引所。
これからGMOクリック証券(FXネオ)を利用してみたいとお考えの人の中には、スプレッドを事前に知っておいきたい人もいるでしょう。
そこで今回はGMOクリック証券(FXネオ)のスプレッドを一覧にして通貨ペアで比較しながら解説します。
GMOクリック証券(FXネオ)のスプレッドの比較一覧を分かりやすく解説
GMOクリック証券(FXネオ)のスプレッドとは
まずはGMOクリック証券(FXネオ)のスプレッドの特徴を説明しましょう。
GMOクリック証券(FXネオ)には「通常モードの原則固定スプレッド」と「原則固定対象外のスプレッド」の2種類があります。
スプレッドとは、低金利の通貨と高金利の通貨の金利差を調整するものであり、日々変動するものです。
基本的にはスプレッドは変動制。 しかしGMOクリック証券(FXネオ)ではスプレッドを低めに固定する「原則固定スプレッド」の設定が用意されていました。
例えば米ドル/円であれば、この通常モードの原則固定スプレッドはわずか「0.2銭」です。
FXトレードではスプレッドはコストですので、スプレッドは低ければ低いほど利益が出しやすくなります。
ただし、この固定スプレッドは常に採用されているわけではありません。
・取引量が落ちる時間、時期は対象外
・特定のメジャー通貨のみ採用
・相場が急変した場合には対象から外れる
それでは通貨ペア別に「通常モードの原則固定スプレッド」と「原則固定対象外のスプレッド」の目安を一覧にして比較していきましょう。
GMOクリック証券(FXネオ)のスプレッドの比較一覧 円建て
GMOクリック証券(FXネオ)の円建ての通貨ペアを一覧にしてスプレッドを比較していきます。
まずは通常モード原則固定スプレッドの比較一覧です。
・米ドル/円:0.2銭
・ユーロ/円:0.5銭 ・ポンド/円:1.0銭
・豪ドル/円:0.6銭 ・NZ/円:1.2銭
・南アフリカランド/円:0.9銭
・メキシコペソ/円:0.2銭
一覧にして比較してみると、取引量が多い米ドルやユーロ、高金利で人気が高いメキシコペソの円建てのスプレッドが狭いのがお分かりいただけるでしょうか。
では次にGMOクリック証券(FXネオ)で固定スプレッドが外れた場合の最大スプレッドの比較一覧です。
・米ドル/円:16.0銭
・ユーロ/円:20.0銭
・ポンド/円:30.0銭
・豪ドル/円:20.0銭
・NZ/円:30.0銭
・南アフリカランド/円:8.0銭
・メキシコペソ/円:5.2銭
GMOクリック証券(FXネオ)の通常モード原則固定スプレッドと比較すると、スプレッドは数十倍にもなっています。
取引量が少ない時間帯やマーケットが大荒れになりそうなときにはエントリーしないほうが無難でしょう。
GMOクリック証券(FXネオ)のスプレッドの比較一覧 ドル建て
では次にGMOクリック証券(FXネオ)のドル建てのスプレッドを一覧にして比較してみましょう。
まずは通常モード原則固定スプレッドの比較一覧です。
・ユーロ/米ドル:0.4pips
・ポンド/米ドル:1.0pips
・豪ドル/米ドル:0.9pips
・NZ/米ドル:1.6pips
では次にGMOクリック証券(FXネオ)で固定スプレッドが外れた場合の最大スプレッドの比較一覧です。
・ユーロ/米ドル:16.0pips
・ポンド/米ドル:25.0pips
・豪ドル/米ドル:10.5pips
・NZ/米ドル:25.0pips
GMOクリック証券(FXネオ)の通常モード原則固定スプレッドと比較すると、米ドル建てのスプレッドも円建てのスプレッドと同様の結果となりました。
GMOクリック証券(FXネオ)のスプレッドの比較一覧 クロス通貨
では米ドル以外の通貨ペア、クロス通貨のスプレッドを一覧にして比較します。
まずはGMOクリック証券(FXネオ)の通常モード原則固定スプレッドの比較一覧です。
・ユーロ/ポンド:1.0pips
・ユーロ/豪ドル:1.5pips
・ポンド/豪ドル:1.6pips
・ユーロ/スイスフラン:1.6pips
・ポンド/スイスフラン:2.8pips
では次にGMOクリック証券(FXネオ)の固定スプレッドが外れた場合の最大スプレッドの比較一覧です.
・ユーロ/ポンド:20.0pips
・ユーロ/豪ドル:32.2pips
・ポンド/豪ドル:60.0pips
・ユーロ/スイスフラン:25.0pips
・ポンド/スイスフラン:37.5pips
円建て、米ドル建てに比べると、固定スプレッドも最大スプレッドも広がります。
つまりトレードで利益をだしにくくなります。
まずは円建てやドル建てのスプレッドが狭い通貨ペアでトレードするほうがよいのではないでしょうか。
GMOクリック証券(FXネオ)のスプレッドの比較一覧 大口モード
GMOクリック証券(FXネオ)では一度の注文上限が500万通貨にまで引き上げられます。
この場合、大口モードと呼ばれる専用のスプレッドが適用されます。
主要な通貨のみ、通常モード原則固定スプレッドを一覧にしましたので比較してみましょう。
・米ドル/円:0.7銭
・ユーロ/円:1.2銭
・南アフリカランド/円:1.6銭
・メキシコペソ/円:0.7銭
・ユーロ/米ドル:0.8pips
・ポンド/米ドル:1.8pips
米ドル/円で比較すると0.2銭が0.7銭、ユーロ/円であれば0.5銭から1.2銭へとスプレッドが広がっています。
その他の通貨ペアでも一覧で比較するとその傾向がありました。
よほどのことがない限り、GMOクリック証券(FXネオ)では大口モードではなくほどほどの単位でトレードすることをおすすめします。
GMOクリック証券(FXネオ)のスプレッドの比較一覧 他社と比較
GMOクリック証券(FXネオ)で人気のある通貨ペアのスプレッドを他社と比較しながら一覧にしてみました。 まずは米ドル/円の比較一覧です。
・GMOクリック証券(FXネオ):0.2銭
・DMM FX:0.2銭
・外為どっとコム:0.2銭
次にユーロ/円の比較一覧です。
・GMOクリック証券(FXネオ):0.5銭
・DMM FX:0.5銭
・外為どっとコム:0.4銭
※キャンペーン価格・通常は0.5銭
スプレッド一覧を比較してみた結果、横並びの結果となりました。
たまに各社スプレッドの縮小キャンペーンをしていますが、すでにスプレッドは充分に狭くなっています。
国内FXを比較検討する場合、スプレッドでは差異はありませんので、使いやすさなど他の条件で見比べるとよいでしょう。
GMOクリック証券(FXネオ)のスプレッドの比較一覧を分かりやすく解説まとめ
GMOクリック証券(FXネオ)のスプレッドを通貨ペア別で一覧にして比較してみました。
取扱量が圧倒的に多い米ドル/円のスプレッドの狭さが目立ちます。
また、GMOクリック証券(FXネオ)と他社を比較してもスプレッドの狭さにはあまり違いがありませんでした。
GMOクリック証券(FXネオ)のスプレッドは流通量が減る時間帯には固定スプレッドが外れてしまいますので、ご注意ください。