ゼロからはじめる国内FX

国内FXをゼロからはじめる方向けに情報を発信しています

DMM FXのゼロカットを分かりやすく解説

f:id:zero_requiem21:20200811023359j:plain

DMM FXは25倍のレバレッジが使える国内最大手のFXブローカーのひとつ。

ただ、高いレバレッジは同時に大きな損失を出すリスクとも背中合わせです。

しかし、FXブローカーの中にはそんなリスクを軽減できるゼロカットというシステムを採用しているところがあるのをご存知でしょうか。

ではDMM FXにゼロカットシステムはあるのでしょうか。

ないとしたらどのような理由から採用していないのでしょうか。

そこで今回はDMM FXのゼロカットについて分かりやすく解説していきます。

DMM FXのゼロカットを分かりやすく解説

DMM FXにゼロカットはない

DMM FXにゼロカットシステムはありません。

ゼロカットとは、ロスカットの結果として万が一にも口座残高以上の損失が出てしまったとしてもマイナス分の損失をゼロにリセットしてくれるシステム。

口座にある資産こそ失ってしまいますが、ゼロカットシステムがあればそれ以上の損失を出すリスクはありません。

つまり、トレードの結果として借金を作ってしまうような事態にはならないのです。

しかし、冒頭で示したように残念ながらDMM FXにゼロカットシステムはありません。

仮に口座残高でまかなえないほどの損失を出してしまった場合、トレーダーはそのマイナス分の損失を自分で補填しなければなりません。

もし、手持ちの資産で補填ができなければ方々から借金をしてでも入金することになってしまいます。

これがDMM FXのようなFX取引は借金を作るリスクがある危険な商品だといわれるゆえんです。

DMM FXにゼロカットがないことによる借金のリスクはどの程度か

DMM FXにゼロカットがないことによる借金のリスクは低くはありません。

DMM FXにはゼロカットはないものの、トレーダーの資産を保護するためにロスカットのシステムがあります。

ロスカットはポジションの含み損が一定値を上回ると強制的にポジションを決済してそれ以上の損失拡大を防ぐシステム。

これによりトレーダーは口座残高以上に損失が拡大することを防げます。

しかし、このロスカットも万能ではありません。

DMM FXのロスカットは以下の条件で発動します。

・証拠金維持率100%以下のまま翌営業日の05時になること

・証拠金維持率50%を下回ること

証拠金維持率100%以下の場合、ロスカットまでにはいくばくかの猶予があります。

DMM FXではその猶予期間のあいだに追証を入れることでロスカットを回避できます。

一方で証拠金維持率50%の場合は時間の猶予はありません。即時ロスカットされてしまいます。

いずれもトレーダーの資産を保護する目的という意味ではゼロカットと同じように機能します。

しかし、先に触れたとおりDMM FXのロスカットは万能ではありません。

証拠金維持率50%ちょうどで発生せずに遅延が生じることもあるのです。

そのため、口座残高以上のマイナス損失となってしまう可能性もゼロではないのです。

実際、スイスフランショックなど相場が急変した状況でロスカットが間に合わずDMM FXで口座残高以上の損失を出してしまった人も少なくありません。

これはなにもDMM FXにかぎった話しではありません。

ゼロカットのないブローカーを使う人はそういったリスクがあることはすべからく肝に銘じておくべきでしょう。

なお、こういったリスクを防ぐためには何より証拠金維持率に余裕を持たせることが重要です。

どの程度の証拠金維持率が適切なのかは諸説ありますが、ゼロカットシステムのないブローカーの場合は少なくとも300%、万全を期すならば1000%程度の証拠金維持率は確保しておくとよいでしょう。

これはDMM FXで言えばポジションサイズの12%または40%にあたります。

たとえば、100万円分のポジションでトレードをするのであれば12万円、40万円です。

ゼロカットシステムがないDMM FXのようなブローカーで安全にトレードするためにはある程度の資金力が必要になると考えておきましょう。

DMM FXがゼロカットを採用する可能性はあるのか?

DMM FXが今後ゼロカットを採用する可能性はほぼゼロです。

これはゼロカットシステムが日本の金融庁が定めるルールに反しているからです。

具体的にはゼロカットシステムは金融商品取引法が定める「損失補てんの禁止」に該当します。

このような法律が施行されたのには過去、日本の証券会社が取引手数料欲しさのために裏でトレーダーの損失補てんを約束するという行為が横行していたことが背景にあります。

その流れでDMM FXのような新しいFXブローカーもまた損失補てんにあたるゼロカットシステムを採用できなくなってしまったのです。

DMM FXを始めとした国内ブローカーにもゼロカットシステムがあればよいのに、といった声は跡を絶ちません。

しかし、こういった事情を考えると、残念ながら今後国内ブローカーがゼロカットシステムを採用する可能性はほとんどないといってよいでしょう。

DMM FX以外でゼロカットがあるブローカー

DMM FXが今後ゼロカットシステムを採用する可能性は絶望的です。

これは日本のブローカーが金融庁の管轄下にある以上、仕方のないことです。

しかし、これは裏を返せば日本のブローカーでなければゼロカットシステムを採用できるということです。

事実、日本ではなく国際的な金融ライセンスで営業している海外のFXブローカーのほとんどはゼロカットシステムを採用しています。

むしろ、国際的に見ればゼロカットシステムはスタンダードになりつつあるほどです。

繰り返しになりますが、ゼロカットシステムのないDMM FXを使う以上、追証で借金を作ってしまうリスクはゼロにはできません。

もし、DMM FXを使うことによほどのこだわりがあるのでなければ、ゼロカットシステムのある海外のFXブローカーの使用を検討してみるのもよいかもしれません。

ただし、その際はDMM FXとの取引条件の違いに注意が必要です。

国内ブローカーと海外のFXブローカーではゼロカットシステムの有無以外にも様々な取引条件の違いがあります。

海外のFXブローカーを使う際はそういった条件の違いはあらかじめ調べておくことをおすすめします。

DMM FXのゼロカットを分かりやすく解説 まとめ

DMM FXにゼロカットシステムはありません。

トレーダーの損失拡大を防ぐロスカットシステムこそありますが、それでも口座残高以上の損失を出すリスクはゼロにはできません。

そのためDMM FXユーザーは口座残高以上の損失を出して借金を作ってしまうリスクを免れません。

DMM FXのような国内ブローカーもゼロカットを採用してくれればよいのですが、日本の法律上そういった可能性はほぼゼロなのが現状です。

もし、DMM FXを使う場合には追証のリスクも考慮した上でトレードする様に注意しましょう。