DMM FXは25倍までのレバレッジが使える国内最大手FXブローカーのひとつ。
また、FXの魅力はレバレッジだけではなくスワップポイントで収益が狙えることにもあります。
そして、スワップポイントは通貨ペアごと、ブローカーごとによって異なるものです。
では実際のところDMM FXのスワップポイントはどのようになっているのでしょうか。
そこで今回はDMM FXのスワップポイントを一覧で比較して分かりやすく解説していきます。
DMM FXのスワップポイント比較を一覧で分かりやすく解説
DMM FXのスワップポイント比較一覧【クロス円①】
DMM FXのスワップポイントはすべて一覧で比較することも可能です。
しかし、ここでは分かりやすくするために通貨ペアをいくつかのカテゴリーに分類して比較していきます。
まずは日本円の絡む通貨ペア、クロス円の一部です。
・USD/JPY・・・売-9、買6
・EUR/JPY・・・売4、買-7
・GBP/JPY・・・売-18、買15
・AUD/JPY・・・売-8、買5
この中ではGBP/JPY(ポンド/日本円)のスワップポイントがもっとも大きくなっています。
これはヨーロッパの経済政策が大きく影響しているからと考えられます。
DMM FXにかぎらずスワップポイントには各国の経済政策が大きく関わってきます。
スワップポイント狙いでいく人はマクロな経済動向に注意しておきましょう。
DMM FXのスワップポイント比較一覧【クロス円②】
次はDMM FXのクロス円通貨ペアのなかでも比較的高金利と言われる通貨ペアのスワップポイントを比較してみましょう。
結果の一覧は以下のとおりです。
・NZD/JPY・・・売-9、買6
・CHF/JPY・・・売10、買-13
・CAD/JPY・・・売-4、買1
・ZAR/JPY・・・売-8、買5
いずれも長らく高金利といわれてきた通貨ペアですが、意外なことに一覧で比較するとそれほどスワップポイントが大きいわけではないことがわかります。
これは現在の世界経済が、各国同時に超低金利政策をとるという異常事態にあるからです。
世界的な低金利政策でスワップポイントがああ😭
— 鴨料理 (@kamo_ryori) April 8, 2020
そのためDMM FXだけが他のブローカーに比較して低いスワップポイントとなっているわけではありません。
他のブローカーでも同じようなスワップポイントとなっています。
DMM FXのスワップポイント比較一覧【メジャー通貨ペア/ドルストレート】
DMM FXのメジャー通貨ペアとは、いわゆる米ドルの絡むドルストレートの通貨ペアです。
そのスワップポイントの比較結果は下記のとおり。
・EUR/USD・・・売16、買-19
・GBP/USD・・・売1、買-4
・AUD/USD・・・売1、買-4
・NZD/USD・・・売-4、買1
・USD/CHF・・・売-23、買20
・USD/CAD・・・売-4、買1
一覧で並べて比較するとCHF(スイスフラン)とEUR(ユーロ)のスワップポイントだけが異常に大きいことが分かります。
スイスは日本と同じく超低金利政策を続けています。
また、ユーロも同様にゼロ金利です。
こうしたことからスイスフランとユーロの絡む通貨ペアのスワップポイントは大きくなりがちなのです。
スワップポイントはFXブローカーが自由に設定できるものですが、この傾向はDMM FX以外でも同じです。
DMM FXのスワップポイント比較一覧【クロス通貨】
日本円も米ドルも絡まない通貨ペアをクロス通貨と呼びます。
DMM FXのクロス通貨のスワップポイントの比較結果一覧は以下のとおりです。
・EUR/GBP・・・売12、買-15
・EUR/AUD・・・売20、買-23
・EUR/NZD・・・売17、買-20
・EUR/CHF・・・売-8、買5
・GBP/AUD・・・売8、買-11
・GBP/CHF・・・売-19、買16
DMM FXのクロス通貨の多くはユーロかスイスフランが絡むため、のきなみスワップポイントも大きくなっています。
スワップポイントは一度だけではなくDMM FXにポジションを維持し続けるかぎり継続的に発生するものです。
これらの銘柄をホールドする際はマイナススワップで資産が目減りしないように注意しておきましょう。
DMM FXのスワップポイント比較一覧の注意点
ここまで、DMM FXのスワップポイントを一覧で比較してきました。
しかし、DMM FXのスワップポイントは固定ではなく変動するものです。
したがって、上記の結果はあくまで同時点におけるものでしかありません。
常にここまでの比較と同じ結果とならないことにはご注意ください。
また、DMM FXのスワップポイントは土日、祝日にも発生しますが、その分は木曜日または直近の営業日ににまとめて付与されます。
たとえば、上記はDMM FXのスワップポイントカレンダーです。
土日は休みのほか、22日と23日が祝日のため7/21日(火)に「土日+祝日2日間+火曜日分」の5日分のスワップポイントが付与されることが分かります。
5倍のスワップポイントというのは馬鹿にならないものです。
年末年始や連休などの長期休暇前などはマイナススワップに特に注意しておきましょう。
DMM FXのスワップポイント比較一覧【他社と比較】
代表的な通貨ペアの買いポジションに限定してDMM FXのスワップポイントを他社と一覧で比較してみましょう。
【USD/JPY】
・DMM FX・・・6
・GMOクリック証券・・・8
・外為どっとコム・・・8
・SBIFXトレード・・・8
【AUD/JPY】
・DMM FX・・・5
・GMOクリック証券・・・3
・外為どっとコム・・・1
・SBIFXトレード・・・3
【NZD/JPY】
・DMM FX・・・5
・GMOクリック証券・・・3
・外為どっとコム・・・1
・SBIFXトレード・・・3
AUD/JPYとNZD/JPYのスワップポイントに関しては他社に比較してDMM FXのほうが有利なことが分かります。
このように、一概にスワップポイントといってもブローカーによって得意な銘柄は異なります。
また、そもそもスワップポイントだけを比較してブローカーを選ぶこと自体があまりおすすめではありません。
できれば自分が使うブローカーは、スワップポイントだけではなく約定力やスプレッドなど多面的な観点から評価して選びましょう。
DMM FXのスワップポイント比較を一覧で分かりやすく解説 まとめ
DMM FXのスワップポイントを一覧で比較して分かりやすく解説してきました。
世界的に超低金利の続く現在の情勢においては各通貨ペアのスワップポイントはのきなみ低水準となっています。
他社と比較してもDMM FXだけではなく各ブローカーのスワップポイントはやはり低めです。
かつてのようにスワップポイント狙いで運用していくのは難しいでしょう。
FXで利益を出す基本戦略はやはり為替差益です。
DMM FXを使う際も為替差益を狙ったトレードがおすすめです。