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DMM FXのスキャルピングを分かりやすく解説

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DMM FXはスキャルピングを禁止しているの?

もしスキャルピングできるのであれば、DMM FX独自の禁止行為について確認しておきたい。

DMM FXのスキャルピングをして口座凍結にいたった場合の対処法を知りたい。

このようにお考えの方に向けて、DMM FXのスキャルピングについて解説していきましょう。

DMM FXのスキャルピングを分かりやすく解説

DMM FXはスキャルピングを禁止している?

DMM FXはスキャルピングを禁止しているのかどうかを確認するために、まずは利用規約を確認していきましょう。

公式的に「店頭外国為替証拠金取引(DMM FX)約款」という名目で利用規約を公開していますが、「スキャルピングを禁止する」という内容は明記されていません。

スキャルピングを禁止するのであれば、利用規約にスキャルピングを禁止する内容を明確に示すはずですので、DMM FXではスキャルピングを禁止していないと考えられるでしょう。

DMM FXのチャットボットで質問してみると「スキャルピング手法自体を禁止してはおりません」という回答が得られるため、スキャルピングができることが明確でしょう。

ただしその続きにある、以下の記述に注意が必要です。

  • 約款の禁止事項にある「短時間での注文を繰り返し行う行為」はシステムを使用した取引(自動売買)等を想定したもの
  • 「短時間」はDMM FXで基準を設けているものの具体的な案内はできない

結論を言いますと、DMM FXはスキャルピング自体は禁止していないものの禁止されている行為があります。

DMM FXのスキャルピングの禁止行為にあたるトレードを行い発覚すると、最悪口座凍結のペナルティが課せられますので、注意して行わなければいけません。

DMM FXのスキャルピングで禁止されている行為

DMM FXのスキャルピングで禁止されている行為として、チャットボットではシステムトレードを禁止する内容が明記されているため、自動売買(EA)トレードはできません。

チャットボットでは、短時間での注文を繰り返し行う行為についても明記されていますが、こちらについてはDMM FXの利用規約の「禁止事項」に記載があります。

利用規約のスキャルピングに関連する項目を抽出すると、約款第7条1項から以下の2つがあげられますが、こちらがDMM FXのスキャルピングで禁止されている行為に当たります。

  • (5) 取引の如何に関わらず本取引システム又は本取引システムの運用に対して過大に負荷を強いる行為
  • (9) 短時間での注文を繰り返し行う行為

スキャルピングは、秒や分単位の売買を繰り返し行い、短時間で小さな利益を狙うトレード手法ですので、デイトレードやスイングトレードを比べると、システムに対して負荷をかけることになります。

約款第7条1項5号にもある通り、システムに負荷がかかってしまうと約定しづらくなってしまうため、他トレーダーのトレード環境に悪影響を与えてしまいます。

またカバー取引がしづらくなってしまうため、DMM FXが損失を被るリスクもあります。

スキャルピングだけでなくシステムに負荷がかかる行為全般については、DMM FXをはじめとしたFX業者でも禁止されている行為になりますので、避けるべきでしょう。

約款第7条1項9号にある「短時間での注文の繰り返し」はスキャルピングのことをさしていますが、解説した通りシステムに対して負荷をかける原因になるため、禁止されている行為にもあたります。

DMM FXのスキャルピングの禁止行為のうち「短時間」での注文とはどのくらい?

DMM FXはスキャルピングを禁止していないことが明確になりましたので、スキャルピングで違反しないためにも、最後に短時間での注文の繰り返しの「短時間」とはどれくらいなのかを把握しておきたいところです。

スキャルピングについてチャットボットで質問すると「「短時間」の定義は、当社内で基準を設けており具体的なご案内はできません」と回答が返ってきます。

DMM FXでは、短時間について基準は設けているものの、実際にどのくらいなのかを案内することはできないとしているため、公式的に確認することは難しいのが現状でしょう。

とても抽象的になってしまいますが、DMM FXが規定する限界のギリギリまで行うスキャルピングはサーバーに負荷がかかるため、トレードの頻度に間隔があるほど安全に行えます。

秒スキャよりも分スキャのほうがよいということです。

またトレード頻度だけでなく、経済指標発表時やボラリティが高くなるタイミングだけを狙う、またはそのタイミングを狙うスキャルピングは、FX業者に嫌われる行為になるため避けることをおすすめします。

DMM FXのスキャルピングで口座凍結されてしまった場合の対処法

DMM FXのスキャルピングの禁止行為にあたるトレードを行い発覚すると、最悪の場合、口座凍結のペナルティが課せられます。

業者側の判断によってメールで警告されるケースもあるようですが、スキャルピングの禁止行為にあたるトレードが発覚すれば、ペナルティとして口座凍結が課せられるケースもめずらしくありません。

もし口座凍結にいたると、DMM FXでトレードすることも再登録することもできなくなってしまいます。

スキャルピングで口座凍結されてしまうと解除することは不可能ですので、唯一の対処法としてDMM FX以外のFX業者での口座開設をおすすめします。

またDMM FXの取引口座から出金を行い、取引履歴をダウンロードして確定申告に備えることも、口座凍結時の対処法になるでしょう。

DMM FXのスキャルピングを分かりやすく解説まとめ

DMM FXのスキャルピングを解説しました。 スキャルピングを禁止していない一方、DMM FXでは利用規約に短時間での注文を繰り返し行う行為を禁止しています。

トレードのやり方によっては口座凍結のペナルティが課さられてしまうリスクがあるため、過剰なスキャルピングはおすすめできないのが本音でしょう。