DMM FXの逆指値とは、いったいなに?
逆指値注文の目的がよくわからない。
DMM FXの逆指値注文のやり方は、どのようにすればいいの? あなたは今、このようにお考えですよね。
DMM FXは最大25倍のレバレッジ取引でハイリターン・ハイリスクトレードができます。
大きな損益を見込めるDMM FXでは、少しでも損失を抑えたいとお考えの方も少なくないはずです。
ここではFXトレードの損失リスクに備えるために役立つ、逆指値について解説していきます。
DMM FXの逆指値を分かりやすく解説
DMM FXの逆指値とは、その名の通り指値注文とは逆方向に発注を行うトレード方法です。
FXトレードでは「安く買って高く売る」「高く買って安く買い戻す」ことで利益をめざします。
よって指値注文は現在レートを境にして、買い注文は安い方向、売り注文は高い方向に注文を行います。
一方、逆指値注文は「高く買う」「安く売る」と、あえて損をするように発注するため、逆指値と呼ばれています。
価格を指定する注文方法全般を「指値注文」と呼ぶため、たとえ不利な方向に注文する逆指値注文であったとしても、逆指値注文のひとつとして考えられています。
ではDMM FXで逆指値を利用する目的をはじめ、逆指値注文のやり方についてみていきます。
FXトレードにおける逆指値注文を厳密に言うと、「指値」注文方法ではなく単なる「逆指値」
DMM FXの逆指値とは?その目的は損切り
DMM FXの逆指値注文とは、指値注文と反対に損する方向へ指値価格を指定する注文方法だと前述しました。
当然ですが、損する方向へ発注するからと言って、逆指値注文で損失をめざすわけではありません。
ではDMM FXで逆指値注文する大きな目的はというと、損切り価格を設定するためです。
損切りとは、損失を最小限に抑えるために、ポジションを決済することをさします。
DMM FXで逆指値をしこんでおくことで、ポジションの自動決済を執行し、損切りできます。
たとえばDMM FXで新規注文を行うとき、同時に逆指値を設定しておくことで、チャートから離れている間に、損失方向へレートが急変しても、逆指値の価格でポジションを決済できます。
逆指値注文の目的は、DMM FXの損失拡大を未然に防ぐためですが、新規注文時に決済価格をしこむため、あえて手動による決済注文を行う必要がないこともメリットと言えるでしょう。
DMM FXの逆指値注文は、新規注文時に同時設定する方法が一般的ですが、既存ポジションの変更として途中から逆指値をしこむこともできます。
DMM FXの逆指値におけるもうひとつの目的は新規エントリー
ここまではDMM FXの損切りを目的とした、決済による逆指値注文について解説してきました。
逆指値注文の主な目的は決済注文するためですが、もうひとつ新規注文する逆指値注文も利用できます。
新規エントリーのための逆指値注文は、たとえばDMM FXの順張りに活用されます。
たとえばDMM FXの現在レートが100円で、110円になった場合に買いたいと考えている場合に、逆指値注文を行います。
FXの相場は、ある一定価格を過ぎることでレートが急上昇することがあるため、新規エントリーの逆指値注文をしこむことで、トレンドの起点で買うことができます。
DMM FXで110円になった時点で買えばよいのではと思う方いるかもいるでしょう。
成行注文をしてもスリッページの影響で確実に約定するとは限らず、すぐ約定できたとしても多少のレートのズレは回避できません。
逆指値注文の目的は、新規エントリー時に希望するレートでポジションを保有し、最大限の利益をめざすことでしょう。
DMM FXの逆指値注文のやり方
ではさっそくDMM FXで逆指値注文するやり方をみていきましょう。
DMM FXで逆指値注文を利用するためには、新規エントリーするのか、それとも決済する機能であるのかを明確にする必要があります。
DMM FXの逆指値注文やり方 成行注文
新規注文でストリーミング注文、すなわち成行注文するときに、逆指値注文をしこむやり方をみていきます。
成行注文の注文画面を表示して、注文タイプでストリーミング注文を選択し、数量を設定します。
つづいて決済同時発注の「損切り:OFF」をクリックしてONに変更してください。
損切りの値幅を変更するやり方は、注文画面右上の「歯車」アイコンから行います。
上の画像の場合、約定価格から10pips不利な方向にレートが動くと、逆指値が執行されます。
DMM FXの逆指値注文やり方 指値注文
新規注文で指値注文するときに逆指値注文をしこむやり方は、ストリーミング注文と同じです。
決済同時発注の「損切り:OFF」をONに変更しましょう。
DMM FXの指値注文では、逆指値による損切りだけでなく、利食いの指値もしこむことができます。
DMM FXの逆指値注文やり方 IFD注文
DMM FXのIFD注文とは、新規注文と同時に逆指値注文をしこむことができます。
「複合一時注文(新規)」に新規注文を、「複合二次注文(決済)」で損切りの決済注文として「逆指値」を選択し設定します。
なおIFD注文では、新規エントリーによる逆指値注文も可能です。
DMM FXの逆指値注文やり方 OCO注文
DMM FXのOCO注文とは、ふたつの新規注文を同時に発注し、一方が約定するともう片方は自動キャンセルする注文方法です。
新規エントリーするための逆指値注文は可能ですが、損切りや決済するための逆指値は設定できません。
DMM FXの逆指値注文やり方 IFO注文
DMM FXのIFO注文とは、IFO注文とOCO注文を組み合わせた注文方法です。
新規エントリー、損切り決済のいずれでも逆指値注文が可能です。
指値注文で利食いと損切りのどちらかをONにすればIFD注文、双方をONにすればOCO注文と同じです。
大きな違いは、詳細な書く設定を行えるということでしょう。
DMM FXの逆指値注文の注意点
DMM FXで損切りするために逆指値で決済注文をしこむときの注意点は、設定した逆指値注文が実行されないことがあります。
そのような現象をスリッページとよび、DMM FXの相場が急変して注文が殺到した場合、約定処理が追いつかず注文が成立ないケースもあります。
注文価格と約定価格におけるスリッページの許容範囲を設定することで、万が一逆指値注文が成立しなかったした場合でも、スリッページの許容価格内で損切りをめざすことができます。
DMM FXのスリッページの設定はデフォルトで1.0pipsですので、それ以上狭い設定にするのはおすすめできません。
確実に損切りする目的で逆指値を使う場合は、やや広めに設定しておくとよいでしょう。
DMM FXの逆指値を分かりやすく解説まとめ
DMM FXの逆指値について解説しました。
逆指値注文は主に損切りするためですが、新規エントリーで最大限の利益を狙うこともできます。
DMM FXの逆指値注文は、注文方法に応じて損切り決済と新規エントリーの片方だけしか利用できない可能性もありますのでご注意ください。
逆指値を上手に活用して、DMM FXの損失を抑えましょう。