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DMM FXの法人口座を分かりやすく解説

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DMM FXは国内最大手とも呼べるFXブローカー。

そんなDMM FXで順調に利益を出していると心配になるのが税金ではないでしょうか。

そういった人は法人口座を使った節税を考えてみてはいかがでしょうか。

法人口座はただ開設すれば節税できるというわけではありませんが、うまく活用すれば大きな節税効果が見込めます。

そこで今回はDMM FXの法人口座について分かりやすく解説していきます。

DMM FXの法人口座を分かりやすく解説

DMM FXの法人口座の開設方法

DMM FXは法人口座の開設ができます。 開設方法もそれほど難しくありません。

DMM FXへ個人口座を開設するときと同じく、すべての手続きはオンラインで完結します。

銀行へ法人口座を開設するときのように窓口へ足を運んたり詳細な事業内容をヒアリングされたりすることも基本的にはありません。

ただし、用意すべき書類は個人口座にくらべて多くなってしまいます。

DMM FXの法人口座開設に必要な書類

DMM FXへ法人口座を開設するにあたって必要な書類は以下のとおりです。

・登記簿謄本または履歴事項全部証明書

・代表者の本人確認書類

・取引担当者の本人確認書類(※2種類以上)

・法人番号指定通知書または法人番号印刷書類 利用できる本人確認書類はDMM FXへ個人口座を開設するときと同じです。

したがって、代表者、取引担当者いずれの本人確認でもマイナンバー個人番号カード(または通知カード)が必須になります。

スムーズに法人口座を開設したい人はあらかじめマイナンバー個人番号カードを取得しておくことをおすすめします。

DMM FXの法人口座のレバレッジは変動制

DMM FXの法人口座の最大レバレッジは個人口座のように固定ではありません。

法人口座の最大レバレッジは一般社団法人金融先物取引業界の算出する為替リスクによって変動します。

利用可能な最大レバレッジはDMM FXの公式サイト上の法人口座レバレッジカレンダーで確認できます。

ご覧のとおり、DMM FXの法人口座のレバレッジは通貨ペアごとに設定されます。

ただ、重要な経済指標の発表など相場が荒れる状況でなければ、基本的には法人口座でも25倍のレバレッジが利用できます。

なお、一般的にFXで法人口座を使うメリットは個人では利用できないハイレバレッジのトレードができることとされています。

しかし、DMM FXに関しては個人でも法人口座と同じ25倍のレバレッジが利用できるため、そういったメリットはありません。

DMM FXで法人口座を使うメリット

DMM FXの法人口座の最大レバレッジは25倍。これは個人口座と同じです。

しかし、DMM FXで法人口座を使うメリットがまったくないわけではありません。

法人口座の大きなメリットは節税効果にあります。

代表的なものは「損益通算」と「損失の繰越控除」です。 ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

DMM FXで法人口座を使うメリット①:損益通算

損益通算とは複数の事業を営んでいる場合にそれぞれの損益を通算できる制度です。

したがって、DMM FXのトレードで大きな利益が出ていたとしても別の事業が赤字ならば利益を大きく圧縮できます。

当然、利益が減れば納税額も少なくて済みます。

仕入れの不要なDMM FXのトレードはどうしてもキャッシュアウトのない事業になりがちです。

そのため、法人口座を作ったとしてもDMM FXのトレードだけを事業としているのでは節税の余地はほとんどありません。

せいぜい勉強用の書籍やトレード用のPC環境を経費で落とせる程度です。

しかし、別の事業で多額の減価償却ができればキャッシュアウトをともなわない節税もできるというわけです。

DMM FXで法人口座を使うメリット②:損失の繰越控除

損失の繰越控除とは、事業の結果として出してしまった損失を10年間にわたって翌年度以降の利益と相殺できる制度です。

先に触れたとおり、DMM FXの法人口座を単体の事業で使う場合は損益通算ができません。

したがって、単年度の節税効果はそれほど期待できません。

しかし、損失の繰越控除を利用すればDMM FXのトレードだけを事業としていても長期的には大きな節税が可能なのです。

ちなみに、実は法人口座でなくとも損失の繰越控除はできます。

ただし、個人口座の繰越控除は法人口座の繰越控除とは枠組みが異なるため控除期間が3年間に限定されます。

やはり大きな節税効果を望むのであれば法人口座を使ったほうが有利です。

DMM FXの法人口座の税金

DMM FXの法人口座には所得税ではなく法人税が適用されます。

法人税の税率は所得800万円までは15%。それ以上は23%です。

また、資本金一億円以上の法人は一律23.4%です。

対して所得税の最高税率は45%。 一見するとかなりの差があるため法人口座を使えば大きな節税が見込めるようにも思えます。

ただし、DMM FXのような投資にかかる所得税は特例的に他の所得とは税率が異なります。

FXにかかる所得税の税率は一律で20.3%。

結果として年間所得800万円を超えると法人口座のほうが税率が高くなってしまうのです。

このように、単純にDMM FXへ法人口座を作れば必ずしも有利になるとはかぎらないということは心得ておきましょう。

DMM FXで法人口座を使うデメリット

DMM FXで法人口座を使うと大きな節税が見込めることは事実です。

しかし、法人口座では個人口座では考える必要のなかったコストがかかることには注意が必要です。

たとえば、法人口座の開設にあたっては当然ながら法人の設立が必須です。

そして法人設立には25万円程度の法人登記にかかわる費用がかかります。

また、法人設立後にも税理士の顧問料などがかかることでしょう。

あるいは従業員を雇えば社会保険料などは法人が一部負担することになります。

このように、DMM FXへ法人口座を作ると付随する様々なコストが生じてきます。

本当にDMM FXへ法人口座を作ることにメリットがあるのかどうかは慎重に判断しましょう。

DMM FXの法人口座に審査はあるのか?

DMM FXの法人口座にも審査はあります。 それほど厳しいものではありませんが、やはり審査に落ちることもあります。

また、申し込み内容に疑義があるときは電話によるヒアリングなどもあります。

虚偽の内容でDMM FXへ法人口座を申込むような真似は厳にやめておきましょう。

DMM FXの法人口座を分かりやすく解説 まとめ

DMM FXは書類を用意して審査に通れば法人口座が開設できます。

一般的に法人口座のメリットは個人口座よりも高いレバレッジが使えることとされています。

ただDMM FXに関しては個人口座と法人口座で最大レバレッジに違いはありません。

DMM FXで法人口座を使う最大のメリットは個人では利用できない節税ができることです。

ある程度まとまった利益を継続的に出せる人は法人口座で節税をはかってみてはいかがでしょうか。